韓国 済州島でLT天下一武道会!AWS APAC Usergroup Meetup 2017参加レポート
みなさんこんにちは、顔ぬきジャーナリストのあかつかです。
今回は先日韓国のソウルと済州島で9/21-23の日程で行われたアジア・パシフィック地域で活動しているAWSのユーザーグループによるイベントに参加した様子をレポートいたします。
日本から参加したヘプタゴン代表の立花さん(青森)・デジタルキューブの岡本さん(京都)と私のジャパンユーザーグループチームは、他のアジア・パシフィック地域から集まった7カ国(韓国、中国、シンガポール 、ベトナム、インド、タイ、フィリピン)のオーガナイザーと合流して、まずはこちらのイベントに参加しました。
* AWS DevDay 2017 - Developer Conference
* AWS Community Day (APAC)
詳しい様子はこちらのブログでレポートしていますのでぜひご覧下さい。
熱心な国際交流風景
そして翌日、8時台の飛行機で済州島に移動するため、5時起きで金浦空港に向かいます。
ソウル市内から金浦空港へはタクシーで約1時間、5000円ぐらいで到着します。
済州島への移動は5分に一本はあるほど世界有数の本数で、私は二人とは別のティーウェイ航空(tway)を利用してみました。
日本からもWebでの事前予約がスムーズで、カウンターでの搭乗手続きもすぐにできて一安心です。
https://www.twayair.com/
出発後、一時間ほどで済州島に到着。いよいよ一泊二日の「AWS APAC Usergroup Meetup 2017」のはじまりです。
イベントの目的
- コミュニティの構築や運営ノウハウについて意見交換する
- 文化の違いから多くの気づきを得てそれぞれのコミュニティに持ち帰る
Sharing Experiences
AWS Community Leader Meetup (APAC) is leader-focused closed event discussing to build community and operational knowhow learning from local activities. We can hear lots of ideas and understand cultural differences, choose the best practices and apply them to your community. We could do opening talk and introducing each communities, ice-breaking band networking party. We had similar joint-events among JAWS-UG, AWSKRUG and Singapore UG together.
一日目(9/22)
なんと空港からはツアーガイド付きのバスでの移動になります。ガイドさんはとても楽しい方で、英語・日本語を流暢に話していました。
Kakao Office
https://goo.gl/maps/QYfyXPyDcA82
Kakao Corp.は韓国国内で約5,000万人の月間アクティブユーザーを持つメッセンジングサービス、カカオトークなどのサービスを展開するIT企業で、日本でもご存知の方も多いかもしれません。今回ご案内してくださったAWS韓国のテックエバンジェリストChanny Yunさんの元職場でもあり彼の庭同然です。
カカオ社はライドシェアのKakao Mobilityも運営しているそうで、ぜひ次回使ってみたいです。
https://techcrunch.com/2017/06/30/chat-app-kakao-raises-437m-for-its-korean-ride-hailing-service/
幼稚園や農園まである広いオフィスを見学。たくさんの方が仕事のために引っ越してきているのも頷けます。
奥の建物が幼稚園
カフェで一休みのあと社食でのランチ
参加者全員によるLTでのコミュニティ紹介
Community Best Practices -AWS APAC Communitiy Free Style Lightning Talks Jam-
順番はその場でランダムに決定し、5分の持ち時間でフリースタイルのライトニングトークを行います。
タイムキーパーは日本から持参したドラを使いました。
合計10名以上のオーガナイザーによるフリースタイルなガチンコLTはハイレベル!
なんと大学生も!
そしてラストは青森の立花さんが日本から持って来たAWSカルタでAPACチャンピオンをかけた戦いです。
Amazon Pollyを使って英語の読み札を読み上げさせ、参加者が絵札を取り合います。
チャンピオンはタイのVit Niennattrakulさん!
今回用に作成したカルタは上位の方へ、LT用のドラはホストしてくださった韓国チームにプレゼントしました。
Nexon Computer Museum
http://www.nexoncomputermuseum.org
https://goo.gl/maps/Na3gCQwDhDD2
ネクソン コンピューターミュージアムでは、MacやWindowsなどの歴代機種や周辺機器の他、ファミコンやアーケードゲームなど日本でもお馴染みの懐ゲーを実際にプレイできました。
カフェやお土産コーナーもあって、早起きのみなさんは一休みです。
レンタルコテージに移動してディナーパーティー
https://goo.gl/maps/YdtcFcMkjt32
市街地から離れた静かなリゾート地にあるコテージは庭付きで、洗濯機やキッチン・シャワールーム・2ベッドルームが揃っています。
庭にご用意いただいたケータリングでディナーパーティースタートです。
美味しい食事をいただきながら、参加者の国の歴史や言語や文化、礼儀の違いや意外な共通点など、普段なかなか聞けない話題で話が尽きません。
* 日本語の感謝は 中国:感谢(ガンシャ)韓国:감사(カムサ)と音がとても似ている
* 韓国では名字だけで呼ぶのは失礼で普段はフルネームで呼ぶけど、日本では敬意を込めて名字で呼ぶ。
* 目上の方へのお酒の注ぎ方などなど
そして今回一番印象に残ったのは、運ばれて来たカラオケマシンでインターナショナルカラオケパーティーです。
それぞれの国の歌を一緒に歌う人、ゆっくり語り合う人、寝てる人など自由で素敵なひと時でした。
コテージのお酒を飲み干して就寝。買いに行きたくてもコテージの周りにコンビニがないので諦めます。
二日目(9/23)
この日は9時に出発とのことで、7時ごろ起床して朝食です。
用意していただいた朝食はすごい量のおかゆとキムチなどで、どれもとても美味しかったです。
誰かの庭?で記念撮影して二日目も出発!
Beachでわいわい
済州島は火山島のため、海岸にも溶岩が固まってできた岩場があったりとハワイ島のような雰囲気です。
Hanlim Parkで散策とランチ
https://www.tripadvisor.com/Attraction_Review-g297885-d2204895-Reviews-Hallim_Park-Jeju_Jeju_Island.html
https://goo.gl/maps/wvrZXN6yaox
素敵なロケーションで記念撮影。
すごく大きな洞窟や石と盆栽庭園を散策しました。
洞窟
石
顔ぬき
ランチでいただいたビビンバとマッコリがおいしかった〜。
山でごろごろ
https://www.kkday.com/ja/product/12290
食事の後は「ビッグボールランド」に移動してアウトドアでのアクティビティです。
ここは大きなビニールのボールに入って坂道を転がり下りるアクティビティで、アジア最長のコースもあったそう。
私は上海のJacky Chanさんと一緒にトライしたのですが、マッコリを飲んだ二人にはやや刺激的な遊びでした。
O'sulloc「お茶博物館」で買い物
https://www.konest.com/contents/spot_mise_detail.html?id=7573
絶叫の後はお茶ミュージアムでスイーツとお土産です。
済州島はお茶も有名で、ソウルのデパートで前回お土産に買って好評だったお茶もO'sullocの製品でした。
こちらはお茶のソフトクリームもオススメです。
早い便で帰国する方とはこちらでお別れです。お疲れ様でした!
Yongmuri-coast(Sanbang-san)
http://jto.ecatalog.kr/webzine/view.php?wcd=4&wcode=1311&wno=&langchg=jp
https://goo.gl/maps/eTASdAbSX2p
お茶の次は火山や溶岩でできた公園?の散策です。
天気が良くなって景色も素晴らしい!
こちらはみかんの産地でもあり、デコポンのような形のみかんが売られていました。
楽しい一日はあっという間で、最後に空港に移動してそれぞれの帰途につきます。
私は東北への便がないため一旦ソウルに戻り、仁川空港の近くで一泊して翌朝帰宅します。
ソウルまで同じ便だったベトナムUGのAnhさんと、同じくソウルで一泊する立花さんと金浦空港そばのショッピングモールでお疲れ様ディナー。
別れ際にイベントで提供されたそれぞれの国名が入ったウェアの交換です。彼はベトナムでSIerを経営しているビジネスマンで飛行機や電車の中でも色々な話をしていました。
今回の3日間は8カ国ものユーザーグループのオーガナイザーが集まった歴史的なイベントでした。
コミュニティのカルチャーや体験を座学で共有するのは意外と難しく、分かったつもりで終わってしまうことが多い中、今回のようなプログラムをオンラインで共有しながら一緒に作ったみなさん、ホストしてくださり、様々なアクティビティや施設をご用意してくださった韓国の皆さん、本当にありがとうございました。
こういうイベントが開催できるのもお互いの国交があるからで、私たちの信じるテクノロジーや職業を通じて、さらにお互いの理解が深まるといいですね。
次はラスベガスで開催されるAWS最大のイベント「re:Invent」です。
もし参加される方は青いパーカーを着ている人を見かけたら私たちのメンバーです。ぜひ気軽に話しかけてくださいね。
ではまた!
ハロー北京リージョン!AWS Summit Beijing 2017 初登壇滑走劇!
みなさんこんにちは、顔抜きジャーナリストの赤塚です。
先日7/26日にAWS Summit 北京に参加してきましたので、初めての中国トリップの様子をレポートしてみたいと思います。
ちゃんとしたイベントのレポートはこちらのブログになります。
blog.serverworks.co.jp
AWS Summit 北京に参加した経緯は、上海ユーザーグループの共同オーガナイザーであるBeckyさんから今年の初めに「上海か香港にお誘いできるかもしれない」とお声がけがあり、二度とないようなチャンスに喜んでお受けしていたのが始まりです。
世界中にあるAWSのリージョンの中でも中国の拠点は以下のように特定の条件を満たした企業のみ利用できるもので、個人的にユーザーがどんな感じで利用されているのかとても興味あります。
中国 (北京) リージョンは 2014 年前半に公開されました。中国に顧客がいる、中国を拠点とする企業および多国籍企業が、Sinnet によって運用されている AWS 中国 (北京) リージョンの使用を始めるように現在招待されています。中国での AWS リソースの使用を希望するお客様は、世界共通の AWS アカウントとは別の、独立した認証情報セットである亚马逊 AWS アカウントを作成する必要があります。亚马逊 AWS アカウントを持つお客様のみが、Sinnet で運用されている AWS 中国 (北京) リージョンのリソースを使用できるようになります。
参照
リージョン - グローバルインフラストラクチャ | AWS
平たく言うと私には利用できないと言うことですね
中国のユーザーグループ
ユーザーグループとしては特にリージョンによる違いはなく、オープンなカルチャーやコミュニティを愛する方々によって運営されています。
女性のグループも活発
今回日本からの参加者は聞いた範囲ではヘプタゴン代表の立花さんと私だけのようですが、ラスベガスやソウル、シンガポール遠征にも一緒に参加して珍道中を繰り広げた仲ですので安心?です。
何かとおこるアクシデントを笑って楽しめる仲間がいるのはとてもハッピーですね。
ハッピーな人たち
さて、いつも登壇をOKしてから移動手段を考えるのですが、東北から北京への直行便はなく、今回は一番コストパフォーマンスの良い羽田からの出発です。
羽田から北京首都国際空港へは約4時間、会場の「国家会议中心」へは空港からタクシーで約40分です。
と、振り返って書くのは簡単ですが、Beckyさんからお誘いを受けてから中国語のイベントサイトで場所を調べ、無事会場で自分の役割を終えて帰ってくるまで全てがサバイバルですw
私のアプリ操作ミスのおかげで空港からタクシーに乗るのに無駄に手間取りつつも、なんとかホテルに着くと上海UGの方々もいらっしゃって、オススメの北京ヌードルを食べながらいろいろお話できました。
AWS Chinaが用意してくださったホテルはなんと「InterContinental Beijing Beichen」で、初めてのスピーカー待遇に感動しつつ、翌日に備えて初日はサクッと終了です。
立派すぎる部屋に感動
そしてイベント当日、会場に入るにはX線による荷物チェックや場合によっては空港で行うようなボディーチェックに加え、会場内にもアーミーみたいな警備員がたくさんいて、小心者の私は慣れるまで何もしてないのに怒られるのではとおっかなびっくりでした。第一関門の受付で日本語が通じない中スピーカーであることを泣きながら説明し、万能のスピーカーPassを手に入れてキーノート会場に入ります。
今年のエントリー数は13,000人以上と、昨年に比べてかなりの増員のようです。オープニングの演出も素晴らしく、他のスタッフの方も見るのを楽しみにしていたそうです。
我らがロックスター、アマゾン・ドット・コム ワーナー・ボーガスCTO氏のスピーチに後ろ髪を引かれつつ、私たちは自分たちのリハーサルに向かいました。
途中にある展示ブースもなかなかの人出でAWSへの関心の高さを感じます。
リハーサルを無事に終え、私たちのターンです。
発表風景や資料はAWSの方でアップされるそうなのでのちほど。
コミュニティ枠というレアなセッションかつ中国語ではないので満席にはなりませんが、心配したよりも参加者がいて、質疑を含めて内容の濃い交流ができたのではないでしょうか。
立花さんは海外で2度目のAWS Summit登壇ですのでさすがに落ち着いていて、自慢のロボット「ヘプタくん」と一緒に上海デビューを果たされていました。
立花さんのハイライトは、中国UGの方に強く勧められて直前に仕込んだ青森出身の「PPAP」ネタでの鮮やかなスベリ。
私のハイライトは、ビシッとウケるはずのスライドの直前でカミカミになって、なんとも言えない笑いを誘ってしまったこと。
北京のステージには魔物が住んでいます。二人とも暖かい拍手や多くの質問にホッとしたのが本音ではないでしょうか。
発表後に質問を受ける立花さん
勢いよくスベった言い訳はほどほどに、この日の夜はAWS China&上海UGの皆さんとの懇親会です。
とても高級なお店に連れて行ってくださり、どれを食べてもすごく美味しかったです。
びっくりしたのはお店の料理の数で、雑誌のように分厚いメニューの中から初めて食べる中華料理を選ぶのはとても楽しい経験でした。
ただあんまり美味しいと言い過ぎて「なんでも美味しいわけない」と言われる始末で、「このカニのジュワッとくる味が斬新かつ美味しい」などもっと具体的に言った方がいいなと、この先役に立つのか分からない反省をしたのでした。
そして北京の夜は終わらない。
今回の旅行でシェアバイクサービスのMobikeの体験ができたのは個人的に大収穫でした。
自転車は町中いたるところにあり、かなりの方が利用している様子です。
自転車の色はサービス会社ごとに違い、オレンジがMobike、黄色がOfo、青がたぶんXiaoming Bikeで、それぞれ別のアプリを使うようになっていました。
Mobikeは最先端のテクノロジーを駆使した世界最大のスマートバイクシェアのプラットフォームです
Mobikeの場合、自転車を利用するには自転車に貼ってあるQRコードを読み取ると開錠できる仕組みになっていて、価格は30分1元(約16円)とのことで、利用方法や価格はそれぞれ違うようです。
乗った感じはタイヤの空気もバッチリで快適でした。他のレビューでは重たくて乗りにくいともありましたが、私には特に不便はない印象です。
北京の夜は思っていたよりも街灯が少なく、日本と比べると落ち着いた雰囲気で、知らない土地で自転車に乗るのはとても気持ちがいいです。
翌日、イベントの役目は終わったので北京の様子を見に少しだけ出かけてみました。
短時間の観光ならと、UGの皆さんのイチオシだった紫禁城に向かいます。
紫禁城まではオリンピックパークのエリアから車で一時間ほどで、日本円で1500円もあれば余裕でお釣りがくるはずです。
世界遺産の紫禁城はさすがのスケールで建築物も素晴らしく、中国のスケールの一端を見た気がしました。ぜひ次回万里の長城も見てみたいです。
広い!そしてとにかく暑かった…
最後に東北珍道中コンビで楽しそうな打ち上げ風景。うっかりホテルの部屋に財布を置いてきてしまって、私の財産はポケットに入っていた20元だけ…ごめんなさい。わざとじゃないんです!
会社のブログでべた褒めしておきましたのできっと許してくれることでしょう。
和気あいあいとした打ち上げ風景
今回の旅行で一番印象に残ったのはタクシーの運転がアグレッシブすぎたことですが、もう一つ大切なことは今回実際に行って登壇し終わってみると、期待していた大きな達成感の代わりに、参加者やUGの皆さん、AWSの方々の暖かさの方が強く印象に残った点でした。
未経験なことに対して必要以上に不安を感じたりすることもありますが、仲間を信頼してしっかり準備して思い切ってチャレンジする方がいいですね。そして信頼こそがコミュニティの可能性を広げる大切な要素なのかもしれません。
と、出発前の自分に言ってやりたいです。
さて今年はまだまだ旅が続きます!ユーザーグループのネットワークは想像を超えて広がり、次はAPAC UG共同で初めての開催となる韓国チェジュ島でのAPAC ユーザーグループ ミートアップです!
11月にラスベガスで行われるre:Inventの前にAPACコミュニティの交流を深めるのは大きな意味があるはずで、継続的な交流を通じて個人も企業もこれまでにない学びや成長が得られるように貢献していきたいです。
ではまた!
ビールと居酒屋とJAWS DAYSがぼくらを世界と繋げた日
みなさんこんにちは、顔抜きジャーナリストの赤塚です。
毎年JAWS DAYSの準備と共に年の瀬を迎え、開催と共に新しい春を迎える我らがJAWS-UGですが、今年は「Link Up!」のテーマどおり、たくさんの新しいチャレンジが行われました。
今回は個人的に一番深く関わった「スカラーシップ」と、「海外のユーザーグループとのコラボレーション」についてレポートいたします。
写真は撮影チームの皆様のものを利用しています。いつもありがとうございます!
その他の企画については、ぜひ毎週水曜日に公開されて大人気だった実行委員長の立花さんによるコラムをご覧ください。
http://jawsdays2017.jaws-ug.jp/archives/category/column/
スカラーシップについて
JAWS DAYSは都内で開催されるイベントのため、約9割の参加者は都内とその近郊の方々になります。
それ以外の地域からはかなり熱心な方々がボランティアスタッフやスピーカーとして参加することが多く、もっと沢山の方とこのイベントの体験を共有するために、交通費の一部や宿泊場所を確保する企画を準備することなりました。
http://jawsdays2017.jaws-ug.jp/archives/1724/
参加費用とサポーター様からの支援以外に予算がないため贅沢は全くできませんが、みなさんの節約のおかげで無事に実施できました。
やってよかったこと
- 対象者が初参加の「ルーキー」縛りかつ「各地域の運営メンバーによる推薦制」なので、私を含めて前から運営しているメンバーが新しいヒーローを探すきっかけになった。
- イベント前日に関係者とゲストだけで開催したPre-dayからイベント翌日のリーダーミーティングまで、3日間も日本中から集まったメンバーと一緒に過ごせた。
- スカラーシップ対象者の方も「JAWS DAYSで登壇する」経験ができた。
今回スカラーシップで参加した皆さんが地元に帰って、JAWS DAYSの振り返りイベントで他の方々にも経験を熱く伝えてもらえれば、地方でコミュニティに参加する仲間も増えるかもしれませんし、また来年、次のヒーローがJAWS DAYSに来てもらえるのではと期待しています。
会津で開催されたrecapイベントでは早速大学生たちが「来年はJAWS DAYS行く!」と話していました。
海外のユーザーグループとのコラボレーションについて
今回は韓国・台湾・シンガポールからユーザーグループの方々が参加&登壇してくださることになり、ホストする側として良い経験になりました。
中二英語で頑張ります
やってよかったこと
- ゲストの皆さんにJAWS DAYSを楽しんでもらえた
- 個人ではなくコミュニティとして海外からのゲストをホストする実績ができた
- WebやSNSでJAWS DAYSを日本以外に発信する経験ができた
- 全てリモートで海外のUGと一つの目的を達成できた
Webのネイティブチェックや委員長コラムなどをお忙しい中翻訳してくださったデジタルキューブのつのださん、ありがとうございました!
AWSKRUG
3回目の参加となる韓国ユーザーグループの方々は、今年はなんとAWS KRエバンジェリストのチャニーさんを中心に去年の2倍になる8名もの来日に加え、日本に住んでいる韓国人の方々もたくさん参加してくださいました。
しかもこれを機に韓国のAWSユーザーグループ「AWSKRUG」の東京ブランチまで立ち上げたそうで、今後は彼らとAWSの国際的なユースケースを学ぶ機会も増えるのではないでしょうか。
AWSKRUG is following similar stages after launching Seoul region with JAWS’s explosive growth after Tokyo region. We could learn and share more experiences and knowledge with future engagement between us.
昨年はAWSKRUGの皆さんのサポートのおかげで海外との交流がスピードアップしました。こちらからも彼らに対して少しでも貢献できたら嬉しいです。
AWS User Group Taiwan
台湾からはAWSヒーローのアワードを持つクリフさんが参加してくださり、前々日から五反田の居酒屋で遅くまで語り合いました。
イベント後にいただいた感想の中で印象に残ったのは次の言葉です。
Held on the 6th anniversary of Great East Japan earthquake, JAWS DAYS ‘17 also reminds us the power of nature and sorrow. I was deeply touched by how well the communities and corporations reacted to this shocking event, and the humanity demonstrated from great deeds, from the true heroes.
日本語のセッションしかなくて分かりにくいことが多かったはずですが、当日私たちが伝えたかったことが伝わっていたのがとても嬉しかったです。
AWS Usergroup Singapore(AWSUG SG)
シンガポールからはアレックスさんとジョーさんが参加してくださいました。
アレックスさんは昨年私たちがシンガポールにお邪魔する際に、デジタルキューブ代表の小賀さんがSNSで繋げてくださって以来、re:Inventで我々を多くの方々にご紹介してくださるなど、本当にお世話になっています。
For me, JAWS is an example of how a community should work. Self sufficient, scaled, and with a fun and welcoming atmosphere. I’d like to thank everyone who took part in JAWSDAYS for being so kind, and I learned a lot about how we, in Singapore and ASEAN, can further scale our community.
Keep going - I look forward to JAWSDAYS being Asia’s biggest AWS event!
今回ゲストとの言葉の壁を壊すのが一番のハードルで、彼らにも色々と相談した結果もらったアドバイスはこちらです。
Through the power of beer, all barriers are broken.
Predayは開催ギリギリまで内容や進行に悩んだのですが、元AWS小島さんの素敵すぎるモデレートでとても暖かい交流会になりました。
そして言葉の壁も一度打ち解けてしまえば大丈夫!居酒屋で日本食を安く食べまくり、最後はラーメンとチャーハンでシメです。
上機嫌な人たち
まだまだ交流は始まったばかりですが、日本のコミュニティも海外や日本に住む色々な国籍の方々と当たり前にコラボレーションできるようになるといいなと感じました。
さいごに
JAWS DAYSはコミュニティ主導で1,000人以上のユーザーが集まる国際的にもユニークなイベントで、海外にも関心がある方はいらっしゃいます。アジアのJAWS-UGが他の国のユーザーグループの発展にも貢献できることがあれば嬉しいです。
もしかしたら、海外のユーザーグループとの交流を通じて、新しいヒーローがユーザーグループのネットワークを使って海外で活躍する日も近いのかもしれません。
そのためにももっと多くの交流ができるように、海外のユーザーグループからたくさん学びつつ、我々自身が国際化する必要があると思います。
国際化は英語圏に限りません。ご興味のある方はぜひお声がけください。
おまけ
先日AWS Samurai 2016なるアワードをいただきまして、いつも勉強会を手弁当で運営しているユーザーグループの仲間に少しでも貢献するべく、いただいた複勝をシェアすることにいたしました。
まずは本日、このサービスを発表できることを心から嬉しく思います。
AWS Samurai Service(ASS)
- AWS Samurai Serviceを利用すると、私が副賞のAWS利用クーポンを持って会場に現れますので、クレジットカードを持たない学生でも思う存分AWSのスーパーパワーを体感できます。
- AWS Samurai Serviceを使った各支部は手順書をJAWS-UGのGitHubで公開しますので、全ての支部が同じようにハンズオンを実施できます。
- ハンズオンを体験した皆さんはブログや登壇で活躍して、ぜひ来年のJAWS DAYSで発表してください。
このサービスは本日から、より多くの方に勉強会に参加していただけることを目的として、全てのJAWS-UGでご利用いただけます。
また来年、日本中の方がAWSとコミュニティのスーパーパワーで人生を変えにJAWS DAYSまで集まってくれるよう全力で貢献していきたいです。
ではまた!
東北からもre:Inventに参加してきました。振り返り会参加レポート。
みなさんこんにちは。
今回は12月8日に仙台で行われた「re:Invent報告会」への参加レポートです。
re:Inventは今年で5回目になる世界最大のAWSによるラーニングイベントで、今年は各国から32,000人を超える参加者があり、日本からも約700名の方が参加したそうです。
詳しくはこちらのブログで
tech-haneman.hatenablog.com
東北からは"たぶん"青森の立花さんと山形の私の2名が参加したと思われます。
我々は2014年に続き2度目の参加で、前回はAWS Japanが主宰するジャパンツアーでの参加、今回はお互い別々の個人旅行で参加し、現地で他の方達とも一緒に合流する形になりました。
旅慣れた方達が実際にどんな方法で参加しているのか、話を聞くのもとても楽しかったです。
二年前の珍道中はこちら
tech-haneman.hatenablog.com
さて、仙台の振りかえり会ではなんとクラスメソッドの丹内さんもゲストで参加してくださり、バラエティーに富んだ話が聞けました。
まずは私から、re:Inventの概要やイベントの雰囲気を共有。
実は今回登壇の予定はなかったのですが、急遽ピンチヒッターでの登壇になりました。
www.slideshare.net
次に丹内さんからAmazonEchoやAlexaのお話とデモ。
昨年のre:Inventや今年のAWS Summitでとても話題になっているAlexaについて詳しくお話ししていただけました。
丹内さんは東北出身とのことで、今後とも凱旋登壇をよろしくお願いいたしますー。
早速メソっていただきました!
dev.classmethod.jp
そして青森の立花さんから、旅行中のエピソードや今回発表された「Amazon Athena」や「Amazon Lightsail」などの新サービスを地方のユーザー向けにピックアップして紹介してくださいました。
AthenaはS3に保存された膨大なデータをSQLを使用して安価かつ高速に分析できるPrestoベースのサービス、Lightsailは$5から定額で利用できるVPSサービスで、WordPressやRedmineなどを簡単に起動できます。
最後に、LTタイムではデジタルキューブの五十嵐さんから、先日発表されたばかりの同社のサービス、「Shifter」について紹介がありました。
Shifterはサーバーレスアーキテクチャを採用したセキュアな次世代のWordPressホスティングサービスです。
すでに海外のメジャーなラーニングサービスやブログサイトで取り上げられるなど話題沸騰中ですので、興味のある方は期間限定のトライアルに申し込んでみてはいかがでしょうか。
Shifter
https://getshifter.io/get-started/
Cloud Academy Blog(クラウドを動画で学ぶサービス)
cloudacademy.com
WP TAVERN(WordPressに関わる方ならみんな読んでるWebマガジン)
wptavern.com
東北のユーザーグループの皆さんと、AWSの変化やこれからについて少しでも共有できれば嬉しいです。
ではまた!
日本で最もアグレシッブなユーザーグループは神戸に違いない。と思ってJAWS-UG神戸に行って来た。
みなさんこんにちは。
今回は2016年の勉強会納めとして、JAWS-UG神戸への参加レポートをいたします。
JAWS-UG神戸は今のオーガナイザーグループで二世代目になり、Alexaの勉強会などを定期的に開催しています。
re:Inventではスキルコンテストに参加したり、セッションでは登壇者に積極的に質問したりとアグレシッブな活動が印象的です。
AlexaのセッションをされたUKのSAさんと
また、海外への遠征の他、韓国・東京とリモートでコラボレーションをするなど、私は海外のユーザーグループから「どのローカルグループが熱いの?」と聞かれたら迷わず「神戸」だと答えています。
会場の「D.E.P」は「TEDxKobe」のパートナーに参加していたり、「WordBench」やMautic勉強会をホストするなど、濃いコミュニティ活動を継続的に支援しているようです。
関西にはLCCで気軽に行けるので皆さん参加してみてはいかがでしょうか。
dep-kobe.com
さて、参加者の自己紹介の後、ゆるゆると報告会のスタートです。
話しているとどんどんツッコミが入って他の人が話し始めるのは土地柄でしょうか。
まずは安藤さんからre:Inventに参加した全体的な話をたくさんの写真とともに紹介。
ラスベガスでひときわ目を引くピラミッド型のホテル「ルクソール」に宿泊した人は初めてみました。
ここは会場のベネチアンからはかなり離れているため、毎日10キロ以上歩いていたそうです。
徹夜してAlexaスキルコンテストに参加した伊藤さん
私からはre:Inventにコミュニティとして参加した目的や得られた経験の紹介です。
AWSのリージョンはつい先日追加されたカナダ(Central)とUKを合わせてすでに世界16地域になり、2017年中には18箇所にまで増えると発表されています。
re:Inventで発表されたサービスもまだ日本に来ていないものも多くありますし、ユーザー企業の事例を見ても、海外から吸収できることが多いのではないでしょうか。
ユーザーグループとしては、海外との交流を通じて学ぶだけでなく、私たちも世界に貢献できるようになりたいです。
www.slideshare.net
そして、たけしたさんからは、家庭の事情で残念ながらツアーをキャンセルされた体験談。
会場からは不測の自体に備えてエアーと宿は別々に予約しておくなどのアイデアが共有されていました。
確かに、イベントの半年以上前にホテルを予約しても、後から友達とAirbnbでルームシェアしたくなったり、ホテルのお得なアップグレードがあったりと流動的なことも考慮しておいた方がいいかもしれません。
伊藤さんから
最後にアメリカでの滞在を快適に過ごすためのオススメな食べ物や、re:Inventに行くついでに他の国を周遊する方法など、イベントだけでなく旅行を楽しむTipsがたくさん共有されていました。
神戸の勉強会は発表者の話に対して参加者からの発言が飛び交うフリースタイルな雰囲気が独特で、いろいろなジャンルの勉強会を運営している方々のノウハウがミックスされた感じがとても刺激的でした。
来年もよろしくお願いいたします!
では!
祝 凱旋登壇!JAWS-UG山形を山形大学でやって酒蔵見学までしてきた
みなさんこんにちは。
今回は11/12に山形大学工学部で開催したAWSの勉強会についてレポートいたします。
縁あって山形大学OBの金澤さんが山形に来ていただけることになり、恩師の先生方にも多大なご協力をいただき、金澤さんの母校である山形大学の米沢キャンパスで勉強会を開催させていただきました。
ご協力いただいた皆様、ありがとうございます!
さらに今回はサーバーワークス代表の大石さんも、3年ぶりに山形でご登壇いただけることになり、私の枠を削って大変ありがたいことにお話しさせていただきました。
まずは山形大学の田中先生からご挨拶。
田中先生には熱中小学校やSORACOM勉強会でも大変お世話になっております。
なんと福岡の出張先からお越しいただいた大石さんからは、AWSを始める上で大切なポイントについてお話しさせていただきました。
皆さんも切腹プレゼンは楽しみにされていたようですね。
金澤さんから、「ランサーズでのAWS活用例」として日本最大のクラウドソーシングを支えるインフラについて、幅広くお話いただきました。
恩師の先生方や寮の管理人さん?までお越しいただき凱旋登壇に大歓迎ムードです。
そしてサーバーワークスの永淵さんからはAWSの基礎からTCOの計算方法、AWSサービスの擬人化までお話いただきました。
最後に、山形大学学生の齋藤くんから、自身がインフラを担当している山形の学生向け情報サイト「natukusa」の紹介と、IoTを趣味のカーレースや炊飯器で試したLTをしていただきました。
natukusaではいつも学生向けに勉強会の紹介もして頂いています。
natukusa(ナツクサ)の紹介
続けてLT
朝日町から参加してくださった阪野さんからお土産に朝日町名産のリンゴまで頂いてしまいました。
朝日町は全国的にも有名な元気のある地域で、産業や町づくりに力を入れているのがダンボールのこだわりようからも伝わってきます。
阪野さんありがとうございます!
おまけ
翌日は天童市に移動して大石さんの元同僚の方が経営されている水戸部酒造の酒蔵を見学させていただき、思いがけず地元の観光までさせていただきました。
足湯新幹線のとれいゆつばさ
高級感のある車内
足湯の利用には車内でチケットを買う(買ってもらう)
足湯。想像以上にいい!
酒蔵に到着
水戸部酒造
食事に合うこだわりの日本酒について、細かくご説明いただきありがとうございました!
http://www.mitobesake.com/
じつに美しい酒樽
じつに楽しそうな方々
JAWS-UG山形では登壇者も募集中です。
話してみたい方はぜひご連絡ください〜。
ではまた!
re:Invent2016でグローバルにコネクトォ!バンクーバー & ラスベガス周遊の旅(ラスベガス編)
みなさんこんにちは。
いよいよ今回はラスベガスで行われたAWSクラウド最大のイベント「re:Invent」に参加した旅レポートのラスベガス編です。
バンクーバー編はこちら
tech-haneman.hatenablog.com
バンクーバーを午後1時ごろ飛び立って約3時間弱でラスベガスのマッカラン国際空港に到着です。
バンクーバーとラスベガスの時差はないので楽チンです。
無事ホテルに到着してキオスク端末でチェックインを試みましたがクレジットカードの読み取りができず、しばらく格闘した末にフロントに並んで普通にチェックインしました。
フロントの方達はすごく感じいいです。
ホテルに着いた
この後結局フロントへw
次は落ち着けるAirbnbにしようと決めた
庭にフラミンゴがいる...
一息つきたいところですが、すでに到着していた方々をお待たせしてしまったので急いで合流し、色々情報交換します。いよいよラスベガスの日々の始まりですね。
この日はユーザーグループ向けのセッションでパネラーとして登壇されていた吉田さんの話で持ちきりでした。
オフィシャルな国際イベントで日本のユーザーグループとして初めて他の国の方々とディスカッションした歴史的なセッションでした。
歴史的な人と
シンガポールのオーガナイザーAlex氏も合流。この日が一番遅くまで飲んでいた気がする
4日目
今日のメインセッションは午前中に行われるパートナー向けの「Global Partner Summit Keynote」です。
パートナーエコシステムのトレンドから新しいコンピテンシーの発表、世界最高レベルのパートナーを意味するプレミアコンサルティングパートナーの発表などが行われます。
まずはre:Inventへの参加パスを受け取るためにレジストレーションで受付を済ませ、参加者用のノベルティーを受け取ります。
毎回ノベルティーのSwag(パーカー)を楽しみにしている方も多く、今年はさらにCapital One社の協賛で「Amazon Echo dot」まで配布されました。
さて、肝心のGlobal Partner Summitはサテライト会場が用意されるほど多くの方が参加していました。
サーバーワークスも2014年から継続して3度目のプレミアコンサルティングパートナーに選ばれて一安心です。
夜からは展示会場のプレオープンイベントとして、「Welcome Reception」が行われました。
代理店ではなくプロダクトオーナーやキーマンとダイレクトにコミュニケーションできるのがいい
そしてこの日の目玉は絶対に見逃せない「Tuesday Night Live with James Hamilton」です。
AWSのデータセンターやネットワーク機器、海底ケーブルから発電設備のプロジェクトまで惜しみなく紹介されます。
リージョンは今年14箇所から来年には18まで増えるそうで、先日早速カナダリージョンが発表されていました。
また、AZは38から47に増える予定とのこと。
これらをつなぐ冗長化された巨大なネットワーク網は圧巻でした。
Mr Hamiltonの発表記事は過去のものも含めてたくさんありますので、目を通してみてはいかがでしょうか。
(REGGIE WATTS / レジー・ワッツ)バンドのほか、ノベルティーやドリンクも配られた
そしてMr Hamiltonの登場!
機嫌のいい人たち
5日目、6日目
いよいよ一般向けに本格的なセッションが行われます。
この二日間の目玉はそれぞれ朝8:30から2時間にわたって行われるAWS CEO Andy Jassy氏とAmazon CTO Werner Vogels氏によるKeynoteで発表される新サービスです。
2年前に参加した際のライブ中継の視聴者は15,000名だったのが、今年は50,000名を超える方が視聴していたそうです。
日本語の同時通訳も素晴らしく、日本でもたくさんの方がリアルタイムに視聴されています。
Andy Jassy氏はAWSによってユーザーが手に入れた「SUPER POWERS」をテーマとしてkeynoteを行ないました。
- SUPERSONIC SPEED
AWSの価値の最も大事な点ははコストカットではなく俊敏性にある。 - X-RAYビジョン
メーカーによるベンチマークの誇張やごまかしはアナリティクスによってユーザ自身がすぐに見抜けるようになった。クラウドではベストなものを自分で知り、判断できる。 - IMMORTALITY(不死)
世界の変化、テクノロジーの進化を取り入れられる(Airbnb、Pinterest、Slack...) - FLIGHT(自由)
早く作りたい、ベンダーから解放されて自由になりたい、懲罰的なライセンスモデルから解放されたい。
この日発表された「PostgreSQL for Aurora」は昨年とは違って洗練された表現でOracleからの乗り換えを印象付けた。 - SHAPE SHIFTING
「形を変える、どんな状況にもこたえられる」力は、クラウドで言えば、ハイブリッドを意味する。
IoTからエクサバイトクラスのデータを持つユーザーまで、オンプレミスのシステムをシームレスに使いたいユーザーに「AWS Greengrass」「AWS Snowball Edge」「AWS Snowmobile」などが紹介された。
翌日のWerner Vogels氏によるKeynoteでは、「Transformations」(変革)をテーマに、セキュリティ・開発・運用・データ・コンテナ・サーバーレスまで、よりテクニカルな内容で発表が行われました。
最後にAWSを使う全員が平等にスーパーパワーを利用できて、平等にデータにアクセス可能な「ファーストクラスシチズン」である点と、両方のKeynoteでこれらを利用してサービスをより良くするのはカスタマー自身であると呼びかけていた点は心に留めておく必要があるでしょう。
このフェアに提供されるスーパーパワーこそがAWSを初めて触った時に多くの方がビリビリと感じた世界を変えるテクノロジーの力なのかもしれないと思いました。
発表されたサービス
そして日中は広い広い会場を移動しながら1日を過ごします。
朝から晩までたくさんのセッションに参加した中で私のベスト2はこちら。
- Design Patterns for High Availability: Lessons from Amazon CloudFront that You Can Replicate on AWS
Alex Smith Head of Media & Entertainment Architecture, APAC, Amazon Web Services, Amazon Web Services;
光栄にも登壇者から誘われたら行くしかありません。プレゼンテーションの質・内容ともに素晴らしくて、単なるセッションでなく完全にライブのエンターテイメントでした。
会場には700人以上の方が来ていました
- Build a Serverless Back End for Your AlexaBased Voice Interactions
Sebastien Stormacq Solution Architect; Seb stormacq Solution Architect;
Alexaのセッションは日本ではなかなか聞けないためとても貴重です。
色々質問や日本での活動を紹介させていただき、記念写真までw
ありがとうございました!
そして水曜日の夜はいよいよ各国のユーザーグループのオーガナイザーが集まるプライベートイベントです。
ここには100名ほどの方が招待されたとのことで、私はUK・サンパウロ・上海・シンガポール・シアトル・ドイツなどなどの方々とお互いのユーザーグループの紹介やコミュニティ運営について議論しながら今後のコラボレーションについて話し合いました。
木曜日までで約18のセッションやパーティーに参加して、最後はre:Prayで締めです。
この数時間のためにホールを2つも建設し、世界のトップDJによるプレイが行われます。
私は翌朝4時起きで日本に向けて出発のため、少し早めにホテルに戻りました。
この後別の目的地に向かう方々、しばらく滞在する方など様々です。
本当に来てよかった!みなさんまた会いましょう!
6日目
奇跡的に 朝4時に目覚め、ホテルからUberを呼んで無事Air Canadaにチェックイン。
さて帰るか!
帰りの飛行機はガラガラで、特にバンクーバー・成田間は一列私しかいなくて楽チンでした。
こういうこともあるんですね。
ただいま
最後に
今回のラスベガスでは個人的なこれからの活動にとって歴史的な出来事が2つもありました。
一つ目は吉田さんのコミュニティセッションへの登壇、もう一つはプライベートイベントでグローバルユーザーグループと日本のグループがようやくダイレクトにコネクトできたことです。
日本のユーザーグループは海外でも評価されていると聞いたことはありますが、本当にそうなのか、評価されているとしたら具体的にどんな点なのか、我々が世界に貢献できる点はあるのか、我々がもっと成長するには何が必要なのかをこれからの交流を通じて実際に多くの人の目で確かめるのが大切なのかもしれません。
コミュニティのスーパーパワーで旅に出よう!Go Global !
ではまた!