AKATSUKA x HANEMAN TECH

My diary of cloud computing, Community, working strategy.

【JAWS-UG 山形 クラウド女子会】 Cloud レディ 01 活動報告

 

女子会男子のアカツカです。

今回はスマートフォン決済サービスとAWSやクラウドについて勉強するというテーマでした。

サービスは「Coiney」・「Square」・「楽天スマートペイ」や、「ユビレジ」を使ってみました。


会場の様子

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■ お礼と総括

まずは顧問を引き受けて下さった東北芸術工科大学の松村教授、ご紹介頂いた「はねまん」の大野さん、イメージ画像の作成や企画のレビューをして下さったダブル社の小鷹さん、準備や告知・当日の準備や運営まで色んな方に手を貸して下さったみなさんに、深く感謝申し上げます。

 

今回は私も含めた参加者が出来るだけ多面的な気づきを得る為に、WEBやITという枠というか、勉強会自体のバイラルを超えて色んな方に参加してもらうにはどうしたらいいのかスゴく考えました。

 

まだちゃんとした答えはないですが、結局「大丈夫だから来てよ」ということでステキな皆さんに集まっていただき、なんとか開催させていただく事が出来ました。

ありがとうございます!しつこく誘ってしまってすみません。

  

資料はこちらです↓↓↓

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■ スマホ決済サービスに感じた事

・第一印象では楽天スマートペイに人気がある感じがしました。

理由は、東北には楽天イーグルスもあるし使う人にもよるとは思いますが、これまで「楽天」が築いて来た銀行業務やWEBサービスとしてのポジショニングの大きさにあるのではと感じます。

・個人的には上記を覆すのがクラウドや新しい技術の醍醐味だとも思いますので、今後CoineyKitで生まれるサービスやAPIの広がりに期待したいです。

・引き出しから支払いまで、お金を使う際にいろんな中間手数料が発生していて、そういう視点でシンプルな仕組みが出来るといいなと思いました。

 

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■ 今日出たアイデアや意見

参加者の皆さんと、スマートフォン決済で出来る事や疑問について意見を出し合いました。

これ自体にもっと時間を割いて、これまでになかった販売のあり方を出したかったほどです。

アイデアソンやワールドカフェなど、フォーマットを決めて再チャレンジしたいと思います。

  肯定的な意見

  ・Squareは、リーダーでの読み取りが出来ない場合、手入力でもオーソリが出来るので便利(手数料は少し高くなる)

    ※ 従来は電話で手続きをするか、専用のハードが必要

  ・消費者にとって、個人経営の飲食店でもカードが使えるようになるのは便利(現金を持ち歩かないくていい・ATMに行くのがめんどい)

  ・使い方が簡単で、事前の知識がなくてもすぐ分かった

  ・現金を持たない事で、盗難被害も減るのでは

  ・グループで高額な施設利用をしてワリカンする時など、個人間のやり取りではネットバンクでの振込やコンビニで現金を引き出す手数料より安くて便利そう

  ・委託販売など、これまでカードを使っていなかった方にも勧めやすい

  ・売り上げの集計がリアルタイムでされるのはメリットが大きい

  ・街頭での募金、寄付にもよさそう(換金できない端数を寄付するなどもできるのでは)

  希望したい事

    ・デビットや電子マネーが使えるようになるともっとうれしい

  懸念点

  ・カードの読み取りにコツがいる(スマートフォンが苦手な方には導入の障壁になるのでは)

  ・カンタンに決済できるのが逆に不安

      ・Squareの手動でのオーソリ機能は便利だが、本人のサインが不要なため悪用されないか不安

        便利さを追求する場合、何か起こった場合にすぐに対処できる仕組みが必要

      ・人前でカード番号が見られてしまうのではと不安

      ・スマートフォンやペーパーレスに慣れていない利用者がお客さんの名前・電話番号・カード番号を書いたメモを放置したり紛失する事があるのでは

      ※ セキュリティーに不安のあるお店にはお客さんが来ないので、カードの取り扱いなど最低限の知識は必須になる。

■ 勉強会の実施方法としての気づき

自分一人で一般向けの単独ライブ形式の勉強会は初めてだったので、色々と得るものがありました。

 

・サービスの使い方はどれも分かりやすいので、細かく説明しなくても感覚的に使えるようになるものばかりでした。

機能の理解よりも、全員で利用シーンのアイデアを出し合う事で、短時間に多角的な考え方が出来る事の方がいいなと思いました。

・初めはペアで使ってもらいましたが、自然と3〜4人グループになって盛り上がっていたので、その位のグループの方が交流にもなるし楽しそうです。

※ 正直どのくらいのグループの単位で実施するのが適当なのかイメージがつかなかったので、とても勉強になりました。 

・それぞれのサービスについて時間を決めて、一つ一つ使ってもらった方がよかった気がします。

※ 今回は適当に好きなものから使ってもらった

・サービスごとに、最低限試す機能をリストアップしておいて、当日出会うグループ内で調べながらやってもらう事も出来そう。

(決済/返金/ユーザー管理/売り上げ管理/その他グループで考えて)みたいな。

・どのサービスもユーザー管理機能があるので、あらかじめ代表のアカウントにテストユーザーを作っておいてもよかった。

・決済が発生してもあとでキャンセルすればいい。

・身内にも来てもらったので、あとで進行や説明のやり方にすごいダメだしを受けた。

■ 女子会の運営について 

なぜあなたが女子会するの?という質問を結構受けましたが、この反応は私にとっていいリアクションととらえています。

言い出しっぺは私ですが、会自体は皆さんが能動的に参加されていますので、誰が主催だからということは本質的な部分ではないと思っています。

 

  勉強会名の「Cloudレディ」の言葉や画像はダブル社の小鷹さんが作成して下さって、未経験の方の準備と、女子会のレディの意味を持たせています。

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  女子会をやりたかった理由

    ・男性だけの集まりとは全く違う尺度でのパワーや能力を感じるとしか言いようがないものを感じるから

    ・JAWS-UG山形として、性別・年齢・出身地が混在する事で、私を含めた参加者の成長の機会が増えるのではと考えるから

    ※普通にやっていたら比較的近い地域の社会人の男性ばっかりになるので、外国人の方や学生にも参加してもらえるように工夫したい

    ・上記を実現するには、ただ参加を呼びかけるよりも、来てほしい人たちの中に入って企画を実施したいと思ったから

 

  これからはお子様連れでちょっと遊びに来たい方、Uターン希望の方や、興味を持ってくれる学生にもどんどん参加してもらえるようにしていきたいです。

  そして、パワフルな女性にたくさん集まって頂いて、私が追い出される事が目標です。