JAWS-UG山形 Coiney de クレジットカード決済セミナー実施レポート
ホワイトデーが近いので、たくさん頂いたチョコレートのお返しにブログを書きたいと思います。
さて、今回はAWSや技術ネタではなく、一般の事業者さん向けにCoineyのご紹介をさせて頂きました。
※「Coiney」はサービス名、「コイニー」はコイニー株式会社様の意味です。
コイニー株式会社のご担当者様が山形にお越しくださったことに厚くお礼申し上げます。
次回は芋煮でw
たくさんの方のご協力のおかげで、懇親会を含めて山形市内の経営者の方を中心に約20名の方にお集まり頂けました。
ありがとうございます!!
Coineyとの出会い
CoineyのインフラでAWSをご採用されている縁でこのサービスを知ったのですが、私がこのサービスが好きな点は以下です。
京セラドームで開催された「JAWS FESTA Kansai 2013」でのハンズオン
以前読んだ記事で、「サービスの構築よりも、国内の業界にある複雑怪奇な習慣を調整する事の方が大変」みたいな事を書いてあったのがとても印象的で、これはSquareのJack Dorsey氏も同じような事を雑誌のインタビューで話していた記憶があります。
コイニーという会社さんが強い理念を持って世の中を変えようとしていること・中の人がユーザーの意見を聞きにフィールドに出ていらっしゃることは、山形の我々としても大変学ぶものが大きいと思います。
本編
他己紹介
先日仙台の勉強会で主催の小泉さんがされていたのを頂いちゃいましたw
勉強会では緊張されている方もいらっしゃいますので、アイスブレイクの方法として素晴らしいなと思いました。
事例20連発!
なんと高野山の宿坊で使われているそうです!!
記事:スマホカード決済1年 個人店、利用拡大の起爆剤へ :日本経済新聞
宿坊は海外の方にも人気で、歴史あるところほど活用する価値がありそうですね。
山形だと羽黒山には宿坊がたくさんありますよ。
各種イベントでも利用実績があり、東北のイベントでは「ツール・ド・東北」での「石巻元気商店」が利用して、ここでのコイニー社の収益は震災復興支援のために全額寄付されたそうです。
最高齢のユーザーは70代のお漬物屋さんだそうです。
漬物なら山形も負けてられませんね。
利用されている業種の傾向は特になく、カフェやギャラリー・カプセルホテル・ライブハウスの物販・町のお肉屋さん・工芸作家さん・本屋さんなどなどが幅広く活用中とのこと。
カードのニーズが見えなかったお店でも、「Coiney使えます」のPOPを見てカードが使えることを喜んでもらったり、客単価の向上につながるケースが多いようです。
カードを使って喜んでもらうためのおもてなしとして導入するのはアリじゃないかと感じます。
その他
Coineyの使われ方としては、既存のレジ+Coineyでのカード決済の組み合わせが圧倒的に多いらしく、タブレットのレジアプリとの組み合わせは比率としては少ないとのこと。
レシートをメールで送るのが面倒との意見があって、確かにそうだと思いました。
ただ、通常はレシートはレジから出せるので不便は無さそうですが、個人的にはもっとカジュアルに使うことを考えるとTwilioと連携したSMSか、Line APIで送れると嬉しいですねー。
カードを導入すると手数料を引かれて利益が下がると心配される方も多いので、実際のところは導入したお店の方にも聞いてみたいですね。
ワークショップ
女子大生の発表に集中力が高まります。
コイニーさんのアイデアで、「コイニーと未来の決済について考えよう」というテーマでワークショップを行っていただきました。
近い将来山形に来てくれる外国の方に対して、どんなサービスを提供できるか、皆さん楽しく話し合っていました!
山形に旅行に来る外国人の方はカントリーサイドに来ることを分かって来て下さっているかもしれませんが、高野山の事例にあるように、お迎えする側としては出来る限り良いサービスを提供できるようにしたいところです。
懇親会
たくさんの方にご参加頂けて、本編に盛り込めないような話がたくさん聞けました。
最後の方は日本酒のお陰で記憶が怪しいですが、写真があったので良かったですww
感想と今後
山形では既に20件ほどのユーザーがいるそうで、その方々と一緒にマルシェみたいなことができたら楽しいだろうなと妄想中です。
代官山T-SITEではかっこいいプロダクトを集めたイベント「Coiney × Store」も開催されていますし、山形では地域性のあるニットや絨毯・工芸・日本酒・ワインなどを集めた「Coiney × 山形Store」があってもいいんじゃないですかね〜。
Coiney X store | Coineyこのサイトかっこいい!
技術面では、Coiney SDK(CoineyKit)をテーマにして仙台でアイデアソンができたらいいなと思います。
今回のご縁を通じて、Coineyで山形が盛り上がることと、地域のリーダーの方々がJAWS-UGのイベントやユーザー企業・提供ベンダーのサービスに興味を持っていただけたら幸いです。
それではまた!