韓国 済州島でLT天下一武道会!AWS APAC Usergroup Meetup 2017参加レポート
みなさんこんにちは、顔ぬきジャーナリストのあかつかです。
今回は先日韓国のソウルと済州島で9/21-23の日程で行われたアジア・パシフィック地域で活動しているAWSのユーザーグループによるイベントに参加した様子をレポートいたします。
日本から参加したヘプタゴン代表の立花さん(青森)・デジタルキューブの岡本さん(京都)と私のジャパンユーザーグループチームは、他のアジア・パシフィック地域から集まった7カ国(韓国、中国、シンガポール 、ベトナム、インド、タイ、フィリピン)のオーガナイザーと合流して、まずはこちらのイベントに参加しました。
* AWS DevDay 2017 - Developer Conference
* AWS Community Day (APAC)
詳しい様子はこちらのブログでレポートしていますのでぜひご覧下さい。
熱心な国際交流風景
そして翌日、8時台の飛行機で済州島に移動するため、5時起きで金浦空港に向かいます。
ソウル市内から金浦空港へはタクシーで約1時間、5000円ぐらいで到着します。
済州島への移動は5分に一本はあるほど世界有数の本数で、私は二人とは別のティーウェイ航空(tway)を利用してみました。
日本からもWebでの事前予約がスムーズで、カウンターでの搭乗手続きもすぐにできて一安心です。
https://www.twayair.com/
出発後、一時間ほどで済州島に到着。いよいよ一泊二日の「AWS APAC Usergroup Meetup 2017」のはじまりです。
イベントの目的
- コミュニティの構築や運営ノウハウについて意見交換する
- 文化の違いから多くの気づきを得てそれぞれのコミュニティに持ち帰る
Sharing Experiences
AWS Community Leader Meetup (APAC) is leader-focused closed event discussing to build community and operational knowhow learning from local activities. We can hear lots of ideas and understand cultural differences, choose the best practices and apply them to your community. We could do opening talk and introducing each communities, ice-breaking band networking party. We had similar joint-events among JAWS-UG, AWSKRUG and Singapore UG together.
一日目(9/22)
なんと空港からはツアーガイド付きのバスでの移動になります。ガイドさんはとても楽しい方で、英語・日本語を流暢に話していました。
Kakao Office
https://goo.gl/maps/QYfyXPyDcA82
Kakao Corp.は韓国国内で約5,000万人の月間アクティブユーザーを持つメッセンジングサービス、カカオトークなどのサービスを展開するIT企業で、日本でもご存知の方も多いかもしれません。今回ご案内してくださったAWS韓国のテックエバンジェリストChanny Yunさんの元職場でもあり彼の庭同然です。
カカオ社はライドシェアのKakao Mobilityも運営しているそうで、ぜひ次回使ってみたいです。
https://techcrunch.com/2017/06/30/chat-app-kakao-raises-437m-for-its-korean-ride-hailing-service/
幼稚園や農園まである広いオフィスを見学。たくさんの方が仕事のために引っ越してきているのも頷けます。
奥の建物が幼稚園
カフェで一休みのあと社食でのランチ
参加者全員によるLTでのコミュニティ紹介
Community Best Practices -AWS APAC Communitiy Free Style Lightning Talks Jam-
順番はその場でランダムに決定し、5分の持ち時間でフリースタイルのライトニングトークを行います。
タイムキーパーは日本から持参したドラを使いました。
合計10名以上のオーガナイザーによるフリースタイルなガチンコLTはハイレベル!
なんと大学生も!
そしてラストは青森の立花さんが日本から持って来たAWSカルタでAPACチャンピオンをかけた戦いです。
Amazon Pollyを使って英語の読み札を読み上げさせ、参加者が絵札を取り合います。
チャンピオンはタイのVit Niennattrakulさん!
今回用に作成したカルタは上位の方へ、LT用のドラはホストしてくださった韓国チームにプレゼントしました。
Nexon Computer Museum
http://www.nexoncomputermuseum.org
https://goo.gl/maps/Na3gCQwDhDD2
ネクソン コンピューターミュージアムでは、MacやWindowsなどの歴代機種や周辺機器の他、ファミコンやアーケードゲームなど日本でもお馴染みの懐ゲーを実際にプレイできました。
カフェやお土産コーナーもあって、早起きのみなさんは一休みです。
レンタルコテージに移動してディナーパーティー
https://goo.gl/maps/YdtcFcMkjt32
市街地から離れた静かなリゾート地にあるコテージは庭付きで、洗濯機やキッチン・シャワールーム・2ベッドルームが揃っています。
庭にご用意いただいたケータリングでディナーパーティースタートです。
美味しい食事をいただきながら、参加者の国の歴史や言語や文化、礼儀の違いや意外な共通点など、普段なかなか聞けない話題で話が尽きません。
* 日本語の感謝は 中国:感谢(ガンシャ)韓国:감사(カムサ)と音がとても似ている
* 韓国では名字だけで呼ぶのは失礼で普段はフルネームで呼ぶけど、日本では敬意を込めて名字で呼ぶ。
* 目上の方へのお酒の注ぎ方などなど
そして今回一番印象に残ったのは、運ばれて来たカラオケマシンでインターナショナルカラオケパーティーです。
それぞれの国の歌を一緒に歌う人、ゆっくり語り合う人、寝てる人など自由で素敵なひと時でした。
コテージのお酒を飲み干して就寝。買いに行きたくてもコテージの周りにコンビニがないので諦めます。
二日目(9/23)
この日は9時に出発とのことで、7時ごろ起床して朝食です。
用意していただいた朝食はすごい量のおかゆとキムチなどで、どれもとても美味しかったです。
誰かの庭?で記念撮影して二日目も出発!
Beachでわいわい
済州島は火山島のため、海岸にも溶岩が固まってできた岩場があったりとハワイ島のような雰囲気です。
Hanlim Parkで散策とランチ
https://www.tripadvisor.com/Attraction_Review-g297885-d2204895-Reviews-Hallim_Park-Jeju_Jeju_Island.html
https://goo.gl/maps/wvrZXN6yaox
素敵なロケーションで記念撮影。
すごく大きな洞窟や石と盆栽庭園を散策しました。
洞窟
石
顔ぬき
ランチでいただいたビビンバとマッコリがおいしかった〜。
山でごろごろ
https://www.kkday.com/ja/product/12290
食事の後は「ビッグボールランド」に移動してアウトドアでのアクティビティです。
ここは大きなビニールのボールに入って坂道を転がり下りるアクティビティで、アジア最長のコースもあったそう。
私は上海のJacky Chanさんと一緒にトライしたのですが、マッコリを飲んだ二人にはやや刺激的な遊びでした。
O'sulloc「お茶博物館」で買い物
https://www.konest.com/contents/spot_mise_detail.html?id=7573
絶叫の後はお茶ミュージアムでスイーツとお土産です。
済州島はお茶も有名で、ソウルのデパートで前回お土産に買って好評だったお茶もO'sullocの製品でした。
こちらはお茶のソフトクリームもオススメです。
早い便で帰国する方とはこちらでお別れです。お疲れ様でした!
Yongmuri-coast(Sanbang-san)
http://jto.ecatalog.kr/webzine/view.php?wcd=4&wcode=1311&wno=&langchg=jp
https://goo.gl/maps/eTASdAbSX2p
お茶の次は火山や溶岩でできた公園?の散策です。
天気が良くなって景色も素晴らしい!
こちらはみかんの産地でもあり、デコポンのような形のみかんが売られていました。
楽しい一日はあっという間で、最後に空港に移動してそれぞれの帰途につきます。
私は東北への便がないため一旦ソウルに戻り、仁川空港の近くで一泊して翌朝帰宅します。
ソウルまで同じ便だったベトナムUGのAnhさんと、同じくソウルで一泊する立花さんと金浦空港そばのショッピングモールでお疲れ様ディナー。
別れ際にイベントで提供されたそれぞれの国名が入ったウェアの交換です。彼はベトナムでSIerを経営しているビジネスマンで飛行機や電車の中でも色々な話をしていました。
今回の3日間は8カ国ものユーザーグループのオーガナイザーが集まった歴史的なイベントでした。
コミュニティのカルチャーや体験を座学で共有するのは意外と難しく、分かったつもりで終わってしまうことが多い中、今回のようなプログラムをオンラインで共有しながら一緒に作ったみなさん、ホストしてくださり、様々なアクティビティや施設をご用意してくださった韓国の皆さん、本当にありがとうございました。
こういうイベントが開催できるのもお互いの国交があるからで、私たちの信じるテクノロジーや職業を通じて、さらにお互いの理解が深まるといいですね。
次はラスベガスで開催されるAWS最大のイベント「re:Invent」です。
もし参加される方は青いパーカーを着ている人を見かけたら私たちのメンバーです。ぜひ気軽に話しかけてくださいね。
ではまた!