AKATSUKA x HANEMAN TECH

My diary of cloud computing, Community, working strategy.

祝 凱旋登壇!JAWS-UG山形を山形大学でやって酒蔵見学までしてきた

みなさんこんにちは。

今回は11/12に山形大学工学部で開催したAWSの勉強会についてレポートいたします。
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縁あって山形大学OBの金澤さんが山形に来ていただけることになり、恩師の先生方にも多大なご協力をいただき、金澤さんの母校である山形大学の米沢キャンパスで勉強会を開催させていただきました。
ご協力いただいた皆様、ありがとうございます!

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さらに今回はサーバーワークス代表の大石さんも、3年ぶりに山形でご登壇いただけることになり、私の枠を削って大変ありがたいことにお話しさせていただきました。

まずは山形大学の田中先生からご挨拶。
田中先生には熱中小学校やSORACOM勉強会でも大変お世話になっております。
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なんと福岡の出張先からお越しいただいた大石さんからは、AWSを始める上で大切なポイントについてお話しさせていただきました。
皆さんも切腹プレゼンは楽しみにされていたようですね。

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金澤さんから、「ランサーズでのAWS活用例」として日本最大のクラウドソーシングを支えるインフラについて、幅広くお話いただきました。
恩師の先生方や寮の管理人さん?までお越しいただき凱旋登壇に大歓迎ムードです。

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そしてサーバーワークスの永淵さんからはAWSの基礎からTCOの計算方法、AWSサービスの擬人化までお話いただきました。
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最後に、山形大学学生の齋藤くんから、自身がインフラを担当している山形の学生向け情報サイト「natukusa」の紹介と、IoTを趣味のカーレースや炊飯器で試したLTをしていただきました。
natukusaではいつも学生向けに勉強会の紹介もして頂いています。

natukusa(ナツクサ)の紹介 f:id:tech-haneman:20161112165309j:plain

続けてLT f:id:tech-haneman:20161112164654j:plain

natukusa.com

朝日町から参加してくださった阪野さんからお土産に朝日町名産のリンゴまで頂いてしまいました。
朝日町は全国的にも有名な元気のある地域で、産業や町づくりに力を入れているのがダンボールのこだわりようからも伝わってきます。 阪野さんありがとうございます!

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おまけ

翌日は天童市に移動して大石さんの元同僚の方が経営されている水戸部酒造の酒蔵を見学させていただき、思いがけず地元の観光までさせていただきました。

足湯新幹線のとれいゆつばさ
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高級感のある車内
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足湯の利用には車内でチケットを買う(買ってもらう)
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足湯。想像以上にいい!
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酒蔵に到着
水戸部酒造

食事に合うこだわりの日本酒について、細かくご説明いただきありがとうございました!
http://www.mitobesake.com/

じつに美しい酒樽
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じつに楽しそうな方々
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JAWS-UG山形では登壇者も募集中です。
話してみたい方はぜひご連絡ください〜。

ではまた!

re:Invent2016でグローバルにコネクトォ!バンクーバー & ラスベガス周遊の旅(ラスベガス編)

みなさんこんにちは。
いよいよ今回はラスベガスで行われたAWSクラウド最大のイベント「re:Invent」に参加した旅レポートのラスベガス編です。

バンクーバー編はこちら
tech-haneman.hatenablog.com

バンクーバーを午後1時ごろ飛び立って約3時間弱でラスベガスのマッカラン国際空港に到着です。
バンクーバーとラスベガスの時差はないので楽チンです。

無事ホテルに到着してキオスク端末でチェックインを試みましたがクレジットカードの読み取りができず、しばらく格闘した末にフロントに並んで普通にチェックインしました。
フロントの方達はすごく感じいいです。

ホテルに着いた f:id:tech-haneman:20161130155421j:plain

この後結局フロントへw
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次は落ち着けるAirbnbにしようと決めた
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庭にフラミンゴがいる...
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一息つきたいところですが、すでに到着していた方々をお待たせしてしまったので急いで合流し、色々情報交換します。いよいよラスベガスの日々の始まりですね。

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この日はユーザーグループ向けのセッションでパネラーとして登壇されていた吉田さんの話で持ちきりでした。
オフィシャルな国際イベントで日本のユーザーグループとして初めて他の国の方々とディスカッションした歴史的なセッションでした。

  • AWS re:Invent 2016: Building and Growing a Successful AWS User Group

youtu.be

歴史的な人と f:id:tech-haneman:20161211213715j:plain

シンガポールのオーガナイザーAlex氏も合流。この日が一番遅くまで飲んでいた気がする
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4日目

今日のメインセッションは午前中に行われるパートナー向けの「Global Partner Summit Keynote」です。

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パートナーエコシステムのトレンドから新しいコンピテンシーの発表、世界最高レベルのパートナーを意味するプレミアコンサルティングパートナーの発表などが行われます。

まずはre:Inventへの参加パスを受け取るためにレジストレーションで受付を済ませ、参加者用のノベルティーを受け取ります。
毎回ノベルティーのSwag(パーカー)を楽しみにしている方も多く、今年はさらにCapital One社の協賛で「Amazon Echo dot」まで配布されました。

youtu.be

さて、肝心のGlobal Partner Summitはサテライト会場が用意されるほど多くの方が参加していました。
サーバーワークスも2014年から継続して3度目のプレミアコンサルティングパートナーに選ばれて一安心です。

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夜からは展示会場のプレオープンイベントとして、「Welcome Reception」が行われました。

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代理店ではなくプロダクトオーナーやキーマンとダイレクトにコミュニケーションできるのがいい

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そしてこの日の目玉は絶対に見逃せない「Tuesday Night Live with James Hamilton」です。
AWSのデータセンターやネットワーク機器、海底ケーブルから発電設備のプロジェクトまで惜しみなく紹介されます。
リージョンは今年14箇所から来年には18まで増えるそうで、先日早速カナダリージョンが発表されていました。
また、AZは38から47に増える予定とのこと。
これらをつなぐ冗長化された巨大なネットワーク網は圧巻でした。
Mr Hamiltonの発表記事は過去のものも含めてたくさんありますので、目を通してみてはいかがでしょうか。

(REGGIE WATTS / レジー・ワッツ)バンドのほか、ノベルティーやドリンクも配られた
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そしてMr Hamiltonの登場!
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機嫌のいい人たち
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5日目、6日目

いよいよ一般向けに本格的なセッションが行われます。
この二日間の目玉はそれぞれ朝8:30から2時間にわたって行われるAWS CEO Andy Jassy氏とAmazon CTO Werner Vogels氏によるKeynoteで発表される新サービスです。
2年前に参加した際のライブ中継の視聴者は15,000名だったのが、今年は50,000名を超える方が視聴していたそうです。
日本語の同時通訳も素晴らしく、日本でもたくさんの方がリアルタイムに視聴されています。

Andy Jassy氏はAWSによってユーザーが手に入れた「SUPER POWERS」をテーマとしてkeynoteを行ないました。

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  • SUPERSONIC SPEED
    AWSの価値の最も大事な点ははコストカットではなく俊敏性にある。
  • X-RAYビジョン
    メーカーによるベンチマークの誇張やごまかしはアナリティクスによってユーザ自身がすぐに見抜けるようになった。クラウドではベストなものを自分で知り、判断できる。
  • IMMORTALITY(不死)
    世界の変化、テクノロジーの進化を取り入れられる(AirbnbPinterest、Slack...)
  • FLIGHT(自由)
    早く作りたい、ベンダーから解放されて自由になりたい、懲罰的なライセンスモデルから解放されたい。
    この日発表された「PostgreSQL for Aurora」は昨年とは違って洗練された表現でOracleからの乗り換えを印象付けた。
  • SHAPE SHIFTING
    「形を変える、どんな状況にもこたえられる」力は、クラウドで言えば、ハイブリッドを意味する。
    IoTからエクサバイトクラスのデータを持つユーザーまで、オンプレミスのシステムをシームレスに使いたいユーザーに「AWS Greengrass」「AWS Snowball Edge」「AWS Snowmobile」などが紹介された。

翌日のWerner Vogels氏によるKeynoteでは、「Transformations」(変革)をテーマに、セキュリティ・開発・運用・データ・コンテナ・サーバーレスまで、よりテクニカルな内容で発表が行われました。

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最後にAWSを使う全員が平等にスーパーパワーを利用できて、平等にデータにアクセス可能な「ファーストクラスシチズン」である点と、両方のKeynoteでこれらを利用してサービスをより良くするのはカスタマー自身であると呼びかけていた点は心に留めておく必要があるでしょう。

このフェアに提供されるスーパーパワーこそがAWSを初めて触った時に多くの方がビリビリと感じた世界を変えるテクノロジーの力なのかもしれないと思いました。

発表されたサービス
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そして日中は広い広い会場を移動しながら1日を過ごします。
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朝から晩までたくさんのセッションに参加した中で私のベスト2はこちら。

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光栄にも登壇者から誘われたら行くしかありません。プレゼンテーションの質・内容ともに素晴らしくて、単なるセッションでなく完全にライブのエンターテイメントでした。

会場には700人以上の方が来ていました
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  • Build a Serverless Back End for Your Alexa­Based Voice Interactions
    Sebastien Stormacq ­ Solution Architect; Seb stormacq ­ Solution Architect;

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Alexaのセッションは日本ではなかなか聞けないためとても貴重です。

色々質問や日本での活動を紹介させていただき、記念写真までw
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ありがとうございました!
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そして水曜日の夜はいよいよ各国のユーザーグループのオーガナイザーが集まるプライベートイベントです。
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ここには100名ほどの方が招待されたとのことで、私はUK・サンパウロ・上海・シンガポール・シアトル・ドイツなどなどの方々とお互いのユーザーグループの紹介やコミュニティ運営について議論しながら今後のコラボレーションについて話し合いました。

木曜日までで約18のセッションやパーティーに参加して、最後はre:Prayで締めです。
この数時間のためにホールを2つも建設し、世界のトップDJによるプレイが行われます。

私は翌朝4時起きで日本に向けて出発のため、少し早めにホテルに戻りました。
この後別の目的地に向かう方々、しばらく滞在する方など様々です。
本当に来てよかった!みなさんまた会いましょう!

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6日目

奇跡的に 朝4時に目覚め、ホテルからUberを呼んで無事Air Canadaにチェックイン。

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さて帰るか!
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帰りの飛行機はガラガラで、特にバンクーバー・成田間は一列私しかいなくて楽チンでした。
こういうこともあるんですね。

ただいま
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最後に

今回のラスベガスでは個人的なこれからの活動にとって歴史的な出来事が2つもありました。
一つ目は吉田さんのコミュニティセッションへの登壇、もう一つはプライベートイベントでグローバルユーザーグループと日本のグループがようやくダイレクトにコネクトできたことです。
日本のユーザーグループは海外でも評価されていると聞いたことはありますが、本当にそうなのか、評価されているとしたら具体的にどんな点なのか、我々が世界に貢献できる点はあるのか、我々がもっと成長するには何が必要なのかをこれからの交流を通じて実際に多くの人の目で確かめるのが大切なのかもしれません。

コミュニティのスーパーパワーで旅に出よう!Go Global !
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ではまた!

re:Invent2016でグローバルにコネクトォ!バンクーバー & ラスベガス周遊の旅(バンクーバー編)

みなさんこんにちは。
今回はラスベガスで行われたAWSクラウド最大のイベント「re:Invent」に参加した旅レポートのカナダ編です。

「re:Invent」とは年に一度AWSが主催する国際イベントで、400を超える様々なテクノロジーを学ぶセッションや交流パーティーが5日間に渡って行われます。今年は11月28日から12月2日までの期間、世界中から3万2千人を超えるユーザーやパートナーが集まり、日本からも700名ほどの方が参加されていたそうです。
私は2014年と今回の2回目の参加で、毎年参加されている方も多くいらっしゃいます。

reinvent.awsevents.com

今回の主な目的は各国のユーザーグループのオーガナイザーが集まるプライベートな交流イベントに、日本メンバーの一人として参加することでした。
今年はre:Inventの他にも日本のAWSユーザーグループとして韓国・シンガポールと海外のユーザーグループとの交流を進めていて、数年以内にはグローバルなミートアップをしたいと思っていたところ、こんなに早く素晴らしい機会を頂けるとは思ってもいませんでした。
グローバルユーザーグループのオーガナイザーが一度に集まるのはre:Inventぐらいですから、私にとってはファーストクラス並みのプレミアチケットです。
サポートしていただいた関係者の皆様、ありがとうございました!

というわけで、勢いだけでイベントに申し込み、現地に行く方法は後から考えることに。 今回はとある方のオススメで、バンクーバーに滞在してからラスベガス入りする二カ国周遊一人旅としました。
前回はツアーでの参加で色々任せっきりだったため、今年は全部自分で手配できる旅にしてみたかったのも理由の一つです。

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さて出発当日、今回利用したAir Canadaのチケットは、オンラインで座席の事前指定ができないタイプで、さっそく当日成田の自動チェックイン機で空いている良さそうな席に変更してまずは一安心です。
すでにチェックインカウンターにはスキーやスノーボードを持った方も並んでいて羨ましいです。

カナダへGO! f:id:tech-haneman:20161211141537j:plain

そして10時間のフライトでバンクーバーに到着後、当日乗り継ぎしない私は一旦荷物を受け取って入国します。
偶然隣の席だった方がホームステイのホストファミリーがなかなか現れないとのことで、到着ロビーで話をしながら付き合うことに。
ホームステイは転職期間を利用した2週間の予定だそうで、一つのホストファミリーに対して複数の国の方々と共同生活しながら語学学校に通うと話していました。
その方がエージェントに電話をしたり、それぞれコーヒーを飲んだり両替など旅支度をしながらしばらくすると、ようやくホストの方が現れたので私も自分の目的地に向かいます。

空港を出ると電車へのエスカレーターが見える
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バンクーバーは公共交通機関が便利で、電車・バス・シーバスが有効期限内は乗り放題です(ただしバスで買ったチケットはバスだけしか乗れない)。

クレジットカードも使えてべんり
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  • Single Fare :一回券で90分間有効。電車を使って最寄駅からバスに乗り換えなども有効期限内ならOK。
  • Compass Card:スイカみたいなチャージ式。
  • DayPass:一日券。観光するならこれが良さそう。
    http://gotovan.com/manual/view.php?id=17 gotovan.com

自転車もOK
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Uberは無く、タクシーはたくさんいますが、大荷物でなければ公共の乗り物で十分です。乗り換えはiPhoneの地図アプリが教えてくれるので全く困りませんでした。
バスの路線はかなりシンプルで、初めて来た私でもスマホがあれば乗り換えに不自由ありませんでした。
旅行雑誌にWi-Fiが発達しているとの情報があったのですが、空港以外ではそうでもなかったので自分のWi-Fiを準備するなどした方が良さそうです。

今回宿泊した「Robson Suites」は買い物や観光に便利なダウンタウンエリアにあって、一人で泊まるにはもったいないほど素敵なホテルでした。
ペット同伴可能、湯沸しや食洗機までついたフルキッチンと洗濯・乾燥機もついていて快適です。次は絶対家族で来よう!

booking.com

ホテルまでの行き方
Google マップ

こんな感じ
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近くにはスーパーもあってべんり
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翌日は終日観光デーです。
早起きしてレンタサイクルを借り、ダウンタウンを一周する予定にしていたところ、出発して間も無く雨が降り始めたため雨宿りしつつ2時間ほどで終了。雨が降っていても外で運動している方が多いのが印象的でした。

Webからも予約可能
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イングリッシュベイ
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ランチしながら雨宿り
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部屋に帰って服を乾かしつつ、昨日近くのお酒の量販店「BC Liquor Store」で買ったワインを空けて一休みです。
ちなみにこの酒屋さんはバンクーバーのあるBC州の経営だそうで、日曜日はお休みの店舗も多いようで滞在中の買い出しには要注意です。

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Webで観光ガイドを眺めていると、現地日本人ガイドとハッピーアワー巡りするツアーを見つけ、地図を見ながらツアーではなく自分で行ってみることにしました。
ハッピーアワー巡りとなるとおっさんの行動力がアップしますw

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3日目、バンクーバーがすっかり気に入って名残惜しいですが、いよいよラスベガスに向けて出発です。
なんとフロントに日本人スタッフの方がいてシャトルバスを手配してくださったりと、最後まで素晴らしいホスピタリティの宿でした。

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空港に到着したらチェックイン後、荷物を預けて米国への入国手続きがあります。
これもチェックインから荷物を預け、セキュリティチェックの流れで進んで行けばイミグレーションにたどり着くので特に困ることはありませんでした。

右が米国&その他の国際線、左がカナダ国内 f:id:tech-haneman:20161127053523j:plain

チェックインカウンター f:id:tech-haneman:20161127053330j:plain

そして無事米国への入国手続きを済ませて搭乗ゲートでラスベガス行きの飛行機を待っていると、カナダからre:Inventに参加する方もちらほらいるようです。
しばらくすると、なんとジャパンツアーの皆さんと合流!だんだんと賑やかになってまいりましたw

さてこれからバンクーバーからラスベガスまでは約3時間のフライトです。
雨のカナダからカラカラの砂漠地帯にあるラスベガスに向かいます。

ラスベガスでの様子はこちら。

tech-haneman.hatenablog.com

AWSカルタで日韓ガチンコ勝負!JAWS FESTA東海道 2016参加レポート

みなさんこんにちは、顔抜きジャーナリストの赤塚です。
最近ではAWSさんのイベントでも公式に顔抜きマーケティングが採用されるなど、ジャーナリスト冥利に尽きる毎日です。

さて今回は、10月22日(土)名古屋工業大学で行われたJAWS FESTA 東海道 2016への参加レポートをいたします。
写真は撮影班の金春さんからいただいたデータを使わせていただいています。ありがとうございます!

今回もう一つ参加させていただいた熊本地震でのボランティアに関するパネルディスカッションのレポートはこちら
http://blog.serverworks.co.jp/tech/2016/10/26/festa-mizuderu/

まずはJAWS FESTA 東海道チームの皆様お疲れ様でした!
今年の5月に韓国で行った韓国のAWSユーザーグループ「AWSKRUG」とのコラボイベントの際に、AWSカルタ大会の上位2名をご招待することになっていましたので、その約束を果たすべく私も参加してきました。

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韓国でのコラボレポート
http://tech-haneman.hatenablog.com/entry/2016/05/24/120322

tech-haneman.hatenablog.com

韓国からのゲスト

  • AWSカルタ選抜)4CSoftのエンジニア Hyunmin Kimさん
  • AWSカルタ選抜)VCNCのエンジニア Myungbo Kimさん
  • AWS韓国のテクニカルエバンジェリスト Channy Yunさん
  • AWS韓国のテクニカルトレーナー DoHyun Jungさん Channyさんは韓国チームの取りまとめやサポートをしていただき、DoHyunさんは前回のコラボに引き続きセッションの通訳まで行ってくださいました。

ランチセッションでChannyさんからAWSKRUGのご紹介

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ランチセッションの時間に特別にお時間をいただき、韓国エバのChannyさんから韓国のAWSユーザーグループ「AWSKRUG」のご紹介をしていただけました。
なんとスライドは今度のre:Inventのコミュニティセッションで発表されるもので、一足お先に名古屋で聞けた方はラッキーでしたね。

いよいよAWSKRUGによるセッションです

日本のオーディエンスは他のセッションを見ずにAWS麻雀をしていたエバンジェリストやCXOが集まってきますw

  • JAWS-UG代表の立花さんから韓国のゲストをご紹介 f:id:tech-haneman:20161022140256j:plain

  • Hyunminさん(写真左手)による「韓国 SW Developerの AWS使用方法」 f:id:tech-haneman:20161022140553j:plain

http://jft2016.jaws-ug.jp/speaker/386

jft2016.jaws-ug.jp

  • Myungboさん(写真左手)による「70% Cost reduction with On-demand resizing」
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http://jft2016.jaws-ug.jp/speaker/389

jft2016.jaws-ug.jp

お二人とも私が韓国で発表させていただいたときとは比べものにならない安定感で、笑いのレベルもかなり高いです。
DoHyunさんの素晴らしい通訳のおかげで、お二人のセッションがとてもスムーズに行えました。
いつもありがとうございます!

安定の通訳
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AWSカルタ日韓ガチンコ勝負

楽しい1日が過ぎるのはあっという間で、盛り上がった最終セッションの後は懇親会です。

懇親会でのLT風景
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韓国のチャンピオンお二人&DoHyunさんと日本の代表とで対決とのことで、実行委員の川路さんから私にもご指名が...

今回は英語版カルタ

カルタの絵札は万国共通ですが、読み札だけは英訳が必要です。
約70ほどある読み札の説明を何名かのボランティアで英訳しました。
サービスの説明自体はAWSのページを見ればわかるので特別な英語のスキルは必要ありません。
こちらは後ほどGitHubで公開されるでしょう。
ちなみに前回は関西の鈴木商店さんのインターンスタッフの方が韓国語に翻訳してくださっています。

いざ、勝負!

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AWSカルタ発案者の吉田さん、AWSウルトラクイズのエキスパート大栗さんと三名のチームで挑みますが、韓国の精鋭に力及ばず26対16の惨敗でしたww
英語版の読み札はハンズラボのケイティさんが読み上げてくださり、素晴らしい進行のおかげでとても楽しい対決になりました!

健闘を称え合うライバルたち
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まとめ

ありがたいことにAWSKRUGの方々に以下のような感想をいただきました。

  • 懇親会のパワーがすごい
  • JAWS FESTAに参加して、AWSKRUGを成長させる強いモチベーションを得た
  • JAWS-UGをベンチマークとした勉強会の開催にもチャレンジしたい

実はAWSKRUGの方々はグローバルなユーザーグループとの交流が盛んで、日本のユーザーグループはまだまだこれからの印象です。彼らとの会話の中で日本だけでの活動では見えない部分がたくさんあることに気付かされます。
いつも大きな学びを頂いているお返しとして、これからさらにお互いに成長できる関係を作っていけたらいいなと思います。

ではまた!

中2英語のおっさんがシンガポールで泣きながらプレゼンして見てきたもの

みなさんこんにちは、かおぬきジャーナリストの赤塚です。

さて、今回は5月に参加した韓国に続いて2回目の海外遠征として、シンガポールのユーザグループとJAWS-UGメンバーでイベントを行ったレポートをいたします。

まずは受け入れてくださったAWS Singaporeの皆様、WordCamp Singaporeの皆様、今回の遠征を様々な面でサポートしてくださった皆様、そして一緒にチャレンジをした参加者の皆様に感謝申し上げます。

私は3日間の夏休みを利用して、サーバーワークスのルーキー2名と9/6-8の弾丸ツアー(9/9から社員旅行のためw)で参加しました。

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前回参加した韓国のユーザグループとのイベントレポートはこちら

tech-haneman.hatenablog.com

ジョイントイベントや遠征の個人的参加目的は以下です

  • WordCamp Singaporeでデジタルキューブさんのブースに立たせていただけることになったので、かおぬきの写真を撮りまくる&翌日のイベントのフライヤーを配って集客する。もちろんAMIMOTOブースにも貢献する。
  • AWSのユーザーグループのイベントでは、シンガポールのユーザーの方々と深い交流を行い、お互いのコミュニティや個人が成長するためのチャレンジの場を作る。
  • バイバルイングリッシュでイベント企画から実施・運営までがんばる。

まずは企画から

自主製作のイベントですので、ゼロから自分たちで作ります。
デジタルキューブ代表の小賀さんがWordCamp Singaporeが9/6に行われるのに合わせて現地のお知り合いとコンタクトしてくださり、AWS Singaporeのご厚意でセミナールームを利用させていただけることに。
「あとはヨロシク」と言う思いやりに満ちたパスワークで、JAWS-UG代表の立花さんを中心に、チャットとGoogleDocsでSGサイドと企画を進めます。

いよいよシンガポール

羽田でばったり

JALで行くヘプタゴンの二人とANAで行く我々 f:id:tech-haneman:20160905232136j:plain

ヘプタゴンさんでインターンしている大学生の澤田君は、青森県の武者修行サポートを受けての参加。 f:id:tech-haneman:20160905224908j:plain

www.aoit.jp

たまに地方に住むと都心ほどの収入がなくても楽しく暮らせると聞きますが、それは地方のエコシステムの中だけの話で、ではその外に突き抜けてチャレンジしたい方はどうするのでしょうか。
自分の頭を使って稼ぐ・貯金する・スポンサーを募るのは当たり前として、稼げるようにする仕組み作りの面で、定住を進める行政にも工夫が必要なのかもしれません。

9/6 0:15羽田発で、午前6時前にチャンギ空港に到着。

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両替所で1万円をS$に両替(全部カードで払ったので使わなかった...)。
別の飛行機で到着したヘプタゴンチームと合流し、一旦シャワーでリフレッシュします。

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シャワールームは各ターミナルのセキュリティゲートの内側にあったらしく、ゲートの外に出てしまった僕らはInformationに聞いて第1ターミナルのサービスに行くことに。
値段はシャワーだけで1,800円ぐらいでした。

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会場のあるベイエリアへの移動はMRT(地下鉄)かタクシーやUber、バスなどになります。
MRTは安くて簡単らしいのですが、空港からの移動時間が車の倍くらいかかるのと、車の料金も安いので、オーダーや支払いが楽チンなUberで行くことに。

スコールの影響?でやや渋滞している道路を進むと、今月末に開催されるSingapore GPのコースになっているようで、沿道に設置された観客席や金網がなかなか臨場感あります。途中でマーライオンを横目に見て観光は終了。

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9/6 WordCamp Singaporeに参加(9:00am – 6:30pm)

会場はマリーナベイサンズがあるベイエリアに位置するOne Marina Boulevardビル21階と22階のMicrosoft Singaporeオフィス内にあり、景色も建物もとても綺麗です。

ついた
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朝食やランチもある
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AMIMOTOブース
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かおぬきに興味津々の参加者達
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トラックは「Developer & Business Track」と「User & Education Track」の2トラックで行われ、スピーカーは国籍も多様で、さすがにオープンソースWordPressのイベントだなと感じます。

タイムテーブル

2016.singapore.wordcamp.org

いよいよ始まります!
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日本からは3名の方が登壇されていて、参加者からたくさんの質問を受けてとても盛り上がっていました。
個人的にはオープンソースのプロダクトのコントリビューターやコミュニティリーダーとして、実際に海外で登壇されている方々を見るのはとても刺激になりました。
刺激=思考のレンジが広がる体感だと思います。ぜひみなさんにも参加をオススメしたいです。

  • 西川 伸一さん
    Offloading services from WordPress to outer services, such as Google and AWS.

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WordPressの負荷を下げる手法として、REST APIを使ったMicroservicesアーキテクチャについてご紹介をされていました。
WordPressの負荷を外部にオフロードして、WordPressのコアな機能にリソースを集中させるメッセージがカッコよかった!
後で知ったのですが、西川さんがタイにお住まいだった時のブログを読んだことがあって、地方でのコミュニティ活動ですごく参考になった記憶があります。そんな方とまさかのシンガポールでコラボレーションできたのも収穫の一つでした。

タイでWordPress Meetupを開催しながら考えてきたこと – Shinichi Nishikawa's

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岡本さんからはAmazon Echoを使ったAlexaとWP REST APIとの連携で、音声をインターフェースとした新しいGUI-Lessのアプリケーションについて発表されていました。
Noel Tock氏のセッションの中でも話題にされるなど、キレキレのセッションが印象的です。
登壇前も緊張されていたようですが、海外で思いっきりチャレンジしている姿にシビレました。

AlexaでもちきりのAMIMOTOブース
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  • 三好 隆之さん
    What is the responsibility of plugin developers?

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Contact Form 7 開発者の三好さんからは、「プラグイン開発者の責任とは何か」についてお話しされていました。
世界の三好さんはさすがにすごい人気で、Q&Aタイムもメチャメチャ盛り上がっていました!

四千万!!!
wptavern.com

Closing Remarks

関係者の皆様、ありがとうございました!
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そしてアフターパーティへ

一旦ホテルにチェックインしてアフターパーティに向かいます。
小賀さんオススメのStudioMホテルはプール付きのメゾネットタイプで快適なリゾートホテルです。
2泊で28,000円ぐらいと、このグレードにしてはお手頃です。

booking.com

プールは見るだけ
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我々は懇親会会場に少し早めに着いたので、日本メンバーと乾杯しつつまつことに。

会場
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やっと飲める!
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参加者の皆さんが集まってきたら適当にばらけて交流していました。
先人の教えどおり、知り合いで固まると誰も話しかけてくれないのですが、単体でいると知らない人と自然と会話が始まるので楽しいです。

生演奏のカラオケ!
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0時近くになり、英語が堪能ですっかり馴染んだ若者たちを会場に残して中二英語のおっさん達はクラフトビアのお店へ。
ラストオーダーが迫っているので仕方ありません。
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リバーサイド沿いのシンガポールの夜はとても賑やかでした。
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AWSユーザーイベント当日

さて、今日が私たちにとっての本番です。
ホテルが快適なのとあまり遅くまで飲まなかったおかげで元気に出発です!

イベント開始が14時からと余裕があったので、お昼頃AWS Singapore付近に集合してランチ。
全く愛想のない男達...
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今回シンガポールでIT勉強会の動画共有サイトを運営されている「Engineers.sg」の方がイベントの動画をYouTubeにアップしてくださいましたので、死ぬほど恥ずかしいですが晒させていただきます。
海外でプレゼンにチャレンジする方に、「この程度なら自分にでもできる」と思っていただければ嬉しいです。
我々以外のセッションもMeetupのイベントページにアップされていますので是非ご覧ください。

こちらを主宰されているMichael Chengさんは PHPConference Asiaの主宰でもあります。
お礼のご連絡をしたところ、Meetupの方にもまとめて再シェアしてくださいました。ありがとうございます!

engineers.sg

昼の部:Hottest AWS Related Services from Japan - Workshop!

www.meetup.com

イベント名はちょっとおこがましいですが、AWS SGの方が気を使って付けてくださったのでお許しを。
本来は夜の部だけのイベント開催の予定だったところ、AWSのご厚意で14時から21時まで使わせていただけることになり、こちらの昼の部も追加で開催することになりました。

内容は我々の会社やビジネスなど、バックグラウンドの紹介を通じてお互いの理解を深めるもので、会社紹介やサービス紹介、技術的な発表など様々でした。

  • デジタルキューブさん
    西川さんから、昨日のWordCampでの発表がありました。WordPress王子のプレゼンはカッコイイですw

www.youtube.com

  • サーバーワークス
    私・寺田くん・白鳥くんのリレー形式で発表を行いました。
    まずは私からアイスブレイク的に会社紹介

あー、緊張したw
www.youtube.com

次は寺田くんからCloud Automatorのサービス紹介と白鳥くんによるCloud Automatorのデモ

若者チームは物怖じしません
www.youtube.com

  • ヘプタゴンさん
    代表の立花さんからサービス紹介

www.youtube.com

参加者の皆さんがよく聞いてくださって、思った以上にQ&Aも盛り上がりました。
現在海外での販売はしていないのですが、たくさんの方が鋭い質問や温かいアドバイスをしてくださいました。

夜の部までは少し時間があるため、みんなで色々と振り返りをしつつ、午後の部に備えます。
特にルーキーメンバーは経験のある方々から熱いフィードバックをもらって、普段できない経験ができているのではないでしょうか。

夜の部:AWSUG-SG / JAWS Combined Meetup #1!

www.meetup.com

昼の部は色々と想定外というか準備不足でバタバタしたので、夜からは本気出します。

まずはRegistration, snacks and drinks time...

本気を出している様子
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開会のご挨拶
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今回は西川さんが司会やQ&Aでのサポートをしてくださったおかげで、なんとか無事にイベントを終えられました。ありがとうございます!

JAWS-UG代表の立花さんから、コミュニティの紹介

www.youtube.com

シンガポールのユーザーWayne Khanさんから、シンガポールでのユーザー事例のご紹介。

www.youtube.com

そしてLTタイム。
6人のスピーカーが持ち時間5分で自由に発表します。

日本からは岡本さん・私・澤田くんが登壇しました。

  • 岡本さん(Alexa芸)

www.youtube.com

  • 私(AWS-HUBネタ)

www.youtube.com

  • 澤田くん(College Student Meets JAWS-UG)

www.youtube.com

夜のイベントではビールとピザの立食形式を想定していたのですが、皆さん座って真剣に聞いてくださり、笑いあり・Q&Aありのとても和やかなイベントになりました。

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先の便で帰る方達とはここでお別れ。お疲れさまでした!
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打ち上げはなぜか日本食。とても美味しかったです!

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そしてシンガポールの夜は終わらない...

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感想

シンガポールでのイベントは、地元の方・中国・インド・韓国・パキスタン・日本・アメリカなどなど、たくさんのアクセントの英語が飛び交っていてとても刺激的でした。どんどん話しかけられるのですが、はじめ全く聞き取れずに何度も何度も聞き返していました...
でもお互いに聞き取りにくいのが当たり前で、私のように中二英語のおっさんでも臆病にならずに、いろいろなバックグラウンドの方々に興味を持ってコミュニケーションするのが大切なのかもしれません。

最後に、一緒に行ったサーバーワークスの若手2名は語学力も度胸もあって、とても頼もしかったです。
学生の澤田君も初めての海外でのプレゼンでも堂々としていて、これからが楽しみです。
彼のシンガポール行きの資金をサポートされた青森県の武者修行制度は素晴らしいですし、コミュニティのチャレンジがこういう方々の普段見れないポテンシャルを発揮できる場所になるといいですね。

ではまた!

山形のおっさん達がScratchワークショップにチャレンジしたはなし

皆さんこんにちは!

今回は8/11に有志のメンバーで開催した、Scratchを使った子供向けのコーディングワークショップのレポートをいたします。

scrach-yamagata.doorkeeper.jp イベントサイトのロゴやイメージはボランティアメンバーの石川さん作です。さすがプロ!

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おそらく山形で初めてとなるCoderDojoとリンクしたボランティア主催のScratch教室は、親御さんや我々ボランティアを含めて約20名近くが参加して、夏休みの午後に和やかな雰囲気で行われました。
参加してくださった皆さん、イベント開催に際し、企画・講師・デザイン・会場提供・買出し・運営などなど、たくさんのご協力をしてくださった皆様、ありがとうございました。

会場を提供してくださったコワーキングスペースなれあい
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山形のコワーキングスペース knowledge and idea 『なれあい』平日10:00~18:00 ドロップイン500円から Tel. 023-616-4649

Scratch(スクラッチ)について

Scratchとは、MITが開発した子供にも使える教育用のプログラミング環境(ソフト)です。
世界中にScratchを教えるチューターと呼ばれるボランティアがいて、CoderDojo(コーダー道場)というボランティアによる無償のプログラミング教室が、世界63カ国1000箇所、国内でも40箇所近くで行われているそうです。
http://www.coderdojo.jp/

www.coderdojo.jp

東北では今回ご協力いただいた砂金(いさご)さんたちがコワーキングスペースなどで「Coder Dojo Sendai/Izumi」を開催されています。
https://www.facebook.com/CoderdojoSendai/

また、チューターによる教育を含めたScratchのデザインとして、作品を公開・共有したり、ユーザー同士がコミュニケーションできる機能を通じて、コードをシェアする文化や著作権の尊重、作者への敬意やコミュニティへの貢献など、プログラマーのベースとなる重要な要素を学べるのが特徴的です。

他にもScratch DayやDojoConなどグローバルなイベントも開催されていて、多くの企業がこの活動を支援しています。 Scratchを通じて世界中の人たちと交流できるチャンスがある点も広く支持されている理由なのでしょう。
http://dojocon.coderdojo.jp/

dojocon.coderdojo.jp

今回は恥ずかしながら山形ではだれもCoderDojoのチューター経験がなく、まずは一歩踏み出すために、宮城県でCoder Dojo Sendai/Izumiをされている砂金さんにご協力をお願いしてCoderDojoではなく「スクラッチチャレンジ山形!」として開催することにしました。

ちなみに私が予習に使ったのはこちらです。

dotinstall.com

当日

ボランティアスタッフからのご挨拶やScratchの紹介のあと、いよいよ子供達がゲームを作っていきます。

Scratchの紹介をするコワーキングスペースなれあい管理人の成田さん
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今回参加した子供達ほぼ全員が初心者でしたので、砂金さんに「猫逃げ」の作り方を教えていただきながらゲームを作りました。

サンプル
https://scratch.mit.edu/projects/57827110/

scratch.mit.edu

「猫逃げ」は以下のような構成でつくられます。

  • 猫のキャラクターが画面上を左右に動き回るようにする
  • ネズミのキャラクターを追加して、マウスポインターに合わせて動くようにする
  • ネズミが猫にぶつかったらゲームオーバーになるようにする
  • 猫の数を増やしたり、それぞれの動くスピードを変えたりしてゲームを難しくする
  • ここまで出来たら、自由に改造して遊ぶ

勉強になったこと

個人的に勉強になった点は、子供達が「なぜ?」と疑問を持っている表情を見逃さず、猫やネズミが動くしくみを説明すると、納得した表情でコーディングに打ち込みますが、疑問を置き去りにして説明を進めてしまうと段々と興味が薄れていく感じが伝わってきました。
この辺は砂金さんのように経験や情熱が必要だと感じましたが、子供達の好奇心や理解力を信じできちんと伝えるのも大切なのでしょう。

また、Scratchではキャラクターや背景が自由に選べるのですが、海やサッカーグランドなど、自分の好きなテーマにすると俄然やる気がでるのも印象的でした。

武田さんがタブレットでできるScratchのもっと簡易版のScratchJrを紹介されていて、マウス操作が難しい小さい子にはこちの方が好評でした。
http://www.gizmodo.jp/2014/08/post_15340.html

www.gizmodo.jp

感想

やってよかった!
まずはたくさんの方に楽しく参加していただけて、今後も継続できそうな手応えを感じました。

実は2014年に仙台で開催したイベントで、縁あって砂金さんがCoder Dojo Sendai/Izumi出張編を開催してくださってから、いつか山形でも開催できたらと思っていたので、今回有志のメンバーで力を合わせて実現できたことがとても嬉しかったです。

その時のイベント
http://jft2014.jaws-ug.jp/timetable/

jft2014.jaws-ug.jp

今後は学生ボランティアや参加した親御さん・お子さん達、教育関係者の方々もチューターとして積極的に参加できる活動に育っていけばいいなと思います。
また、コワーキングスペースなれあいのように、会場を提供してくださる企業や地域の理解が深まれば、より多くのお子さんが自己表現の一つとしてコーディングの楽しさを体験する機会が増えるのではないでしょうか。
私もプログラミングやオープンソースの文化、コミュニティの可能性をいろいろな方に教えていただきましたので、少しでも次の世代に還元していけたら嬉しいです。

ではまた!

AMIMOTO 起動隊 Roadtrip! 山形&仙台 2Daysの旅

みなさんこんにちは、かおぬきジャーナリストの赤塚です。

今回は6/17(fri) - 18(sat)の2Daysで山形と仙台にて開催したデジタルキューブ社の「AMIMOTO」と、当社サーバーワークスの「Cloud Automator」のジョイントイベントの模様をレポートいたします。
Day1は山形でAWSの運用自動化をテーマとしたセッション、Day2は仙台でAWSを使ったハンズオン中心の内容です。

東京から駆けつけてくれたデジタルキューブの堀家さん f:id:tech-haneman:20160618212015j:plain

Day1 amimoto.doorkeeper.jp

Day2 amimoto.doorkeeper.jp

デジタルキューブ五十嵐さんのレポート gatespace.jp

「AMIMOTO」と「Cloud Automator」の概要

「AMIMOTO」とは、デジタルキューブ社がグローバルに提供するハイパフォーマンスなWordPress環境を簡単に利用できるサービスで、みんなが知ってるあんなブランドやこんなメディアでも利用されています。

ja.amimoto-ami.com

「Cloud Automator」とは、サーバーワークスが提供する、AWS上に構築したシステムの毎日の運用や構成管理をマンパワーに頼らず自動化できる、AWSを乗りこなすためのサービスです。

cloudautomator.com

クラウドならではのスピード感ある柔軟なシステム活用には、このようなサービスをうまく組み合わせる考え方がとても大切です。

Day1

[山形] AMIMOTO 起動隊 アドバンスド シリーズ AWSの運用自動化サービス Cloud Automator で"攻め"のシステム運用 in 山形

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山形では、AWS上に構築したシステムの運用を自動化できるサービス「Cloud Automator」の活用方法について、ハイパフォーマンスなWordPress環境「AMIMOTO」を題材に共有しますよ。
なんと30名近くの方にご参加いただき、当日の参加数は東京での開催と同程度の規模での開催になりました。

オープニング

勉強会初参加の方も多かったので、山形のオススメ勉強会についても共有させていただきました。

AMIMOTOのターン

まずは「AMIMOTO」自体の説明や、WordPressを運用する際に出てくる技術的な課題について、サーバーレスアーキテクチャーやMicroservicesを用いた独自の観点から解決策のアイデアをお話しされていました。
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Cloud Automatorのターン

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次はCloud Automator開発リーダーの柳瀬さんからナルトの説明...ではなく、AWSシステムの運用自動化についてのお話しです。なんと柳瀬さん、3年ぶりの山形訪問です!

長すぎるアイスブレイクに会場騒然 f:id:tech-haneman:20160617184919j:plain

今回はタイミングよくつい先日リリースされたばかりの構成の自動チェック機能も、開発者から直接お話しさせていただけました。
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この機能を使うと、セキュリティの設定や運用上のルールなど予め設定した項目が守られているかを自動的にチェックしてくれます。
AWSの柔軟性を活用してスピーディーなシステム構築をしつつ、ガバナンスへの準拠も自動で担保できるため、第三者認証の運用負荷もリーズナブルに軽減可能です。

LT

サーバーワークス柳瀬さん、デジタルキューブ五十嵐さんと堀家さん、青森からいらしたヘプタゴンの立花さんによるLTです。

サーバーワークス柳瀬さん
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デジタルキューブ堀家さん
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ヘプタゴン立花さん f:id:tech-haneman:20160617195826j:plain

デジタルキューブ五十嵐さん f:id:tech-haneman:20160617201247j:plain

懇親会

山形といえば山形牛!Day2に向けて美味しいお肉をしっかりいただきました!
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知り合いばかりだと写真撮影が極端に少ないですw
今回はCloud Automator開発リーダーの柳瀬さんが山形に来てくれたおかげで私は楽...いえ裏方でがんばりました!

Day2

[第1回|仙台] AMIMOTO 起動隊 アドバンスド シリーズ ハンズオン in 仙台

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Day2は仙台に移動して、AMIMOTO 起動隊によるハンズオンを行います。
午前中に山形駅前に集合して、立花さんの車で仙台までRoadtripです。
天気がよくて和気あいあいと快適なドライブでしたが、オッサンばかりだと全く写真がありませんw

さて、仙台に到着してなぜか山形そばのランチをいただき、午後から勉強会スタートです。
今回は都度参加者の方から質問を頂きつつ、アットホームな雰囲気で進みました。

堀家さんのセッション

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ハンズオンの前に、AMIMOTOやWordPressでの通販サイト(WooCommerce)、マーケティングオートメーションツール(Mautic)のご紹介のほか、昨日に続きWordPressでのMicroservicesの活用についてお話しがありました。

いよいよハンズオン

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五十嵐さんによるハンズオンは、とてもスムーズな進行で3時間程度で完了!
最後に堀家さんがこれまでハンズオンで構築してきたスタックを、AMIMOTOで自動構築するデモを行い、一同自動化の素晴らしさを噛み締めます。
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残りの時間はAWSWordPressについての質疑応答や、コミュニティについてのディスカッションが行われました。
とてもいい内容だったので、ぜひ次回はもう一歩進めて参加者の感想タイムや質疑応答、アンカンファレンス的なものもやってみたいです。

懇親会

そして本日は早い時間からの懇親会です。しっかり勉強したあとはビールがおいしい!
そして写真がない!

終わらない二次会...
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新幹線にも間に合いお疲れさまでした!
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感想

Day1の山形では地元のSIreの方々でAWSを既に利用されている方、これから導入を計画されている方が熱心に参加されていて、山形でも以前に比べてとても関心の高さを感じました。 時間に余裕があったのでLTも充実していて、イベント終了後にたくさんの方からお声がけいただき、なかなか刺激的なイベントになったのではと思います。 今回をきっかけに一度オンプレミスと同じ構成や運用方法でクラウドに移行したシステムを、さらにビジネスの強力な差別化要素にするために、ぜひクラウドに最適化するアイデアをご活用いただけると嬉しいです。

Day2は日程の関係でやや参加者少なめでしたが、全員で活発なディスカッションが行われたりと内容の濃いイベントになってこれからの展開にも期待が持てます。
山形と仙台は車で一時間程度の距離です。ぜひ地域に区別なくお互いにないものが補完できるように活発な交流が生まれるといいですね。

ではまた!