WordPress界隈のブログを全部読んだ感想とコミュニティについて学んだこと
みなさんこんにちは。
お世話になっていていつもウォッチしている日本のWordPressコミュニティから今週立て続けにブログがポストされました。
WordPressに関する様々な情報を発信しているメディア「Capital P」より
今回のコミュニティ運営上の課題の内容についてはこちらで書かれている以上のことはわかりませんが、個人的にはアウトプットされているブログから学ぶ点がたくさんありましたので考えをまとめてみたいと思います。はてなブログですけど...
特に印象的だった点は以下です
- オンラインでの議論について、他の人の意見への条件反射ではなく、一旦自分のスタンスを整理して表明することに集中している点
- インターネット上で個人が責任持ってアウトプットしている内容は、地域ごとのコミュニティの枠を超えて、所属しているコミュニティ全体を成長させるための貢献に繋っている点
- 表明した方の何人かはすでに次の行動を始めている点
ちなみに私がWordPressコミュニティをベンチマークとして影響を受けているのは以下のポイントです。
影響を受けている点
- 新しい参加者を巻き込みサポートする仕組み(スカラーシップや運営体制)
- 地方や小規模なコミュニティの可能性
冒頭で紹介したCapital Pの記事を書かれた西川さんのバンコクでのブログや、地方での大規模イベントの意義について - 国際的なイベント開催のヘルプ
キーパーソンに繋げてもらったり、現地でサポートしてもらったり、日本のWordPressコミュニティがなければ今のAWSコミュニティの活発な国際交流は無かったかもしれません。
参考)特にこのへんその1
参考)特にこの辺その2
特にウォッチしている点
- 国際的な点(元々海外のプロダクト)
- 同じような運営上の成長や課題を先に経験している点
- ブログでのアウトプット
失敗も含めて他のコミュニティの方にも教えてくれる。まさにオープンソース。
このような影響を受ける理由は、技術的なレイヤーに相互関係があったり、運営メンバーに行き来があるだけでなく、WordPressというオープンソースのコミュニティと、AWSというクラウドベンダーのサービスに対するファンコミュニティがインスパイアされる共通点が、テクノロジーの民主化にある点だと思います。
そして今回のたくさんのブログは、WordPressというオープンソースのプロダクトを多くのコントリビューターのアウトプットによる貢献が支えているコミュニティらしく、参加者個人個人が考えをアウトプットすることで未来を作ろうとしているように感じました。
WordBenchという看板は9月に終了するそうですが、これから新しく日本のWordPressコミュニティの未来をリードする方々が、これまでコミュニティが培ったメインブランチに詰まったスピリットを引き継ぎ、今回のブログというクリエイティブなプルリクをマージして行くのかもしれません。
We are our choices.
これからも尊敬する素晴らしいコミュニティの発展を心から応援しています。
それでは!