山形の蔵でリモートワークビアバッシュをやってみたレポート
みなさんこんにちは、スーツ姿が不評の赤塚です。
「うらぎりもの」「向こう側へ行ってしまった」など、たくさんのメッセージをいただいていますが、私は元気です。
さて今回は、山形でずっとやりたかったリモートワークネタのイベントを、東北芸術工科大学様、山形デジタルコンテンツ利用促進協議会様との共催で行わせていただきました。
おかげ様で週末にもかかわらず学生の参加者も多く、しかも当日の運営を手伝ってくれるなど大変助かりました。
スピーカーの皆様もお忙しい中ご準備頂きありがとうございました!
学生のいい動きがホント助かった!彼らとはもっと大きなイベントでもご一緒させていただきたいです。
趣旨と想い
今回はリモートワーク自体が山形で開催するテーマとして初めてだったこともあり、フラットなコミュニケーションを共有する意味で勉強会ではなくビアバッシュにしてみました。
会場の瑳蔵(さくら)はきれいな白壁の土蔵をリノベーションしたカフェで、夜や週末にはライブなども行われているそうです。
スクリーンがなかったので強引に壁を使っていますが、なんとも言えない雰囲気で楽しかったです。
すてきなエントランス
喫茶・ギャラリー 瑳蔵 - カフェ・喫茶 (山形県山形市) | 山形まるごと情報サイト☆ヤマガタウェイ
まずは乾杯w
ゆるゆるとはじまります
本編スタート
セッションは以下5人のスペシャルなスピーカーが各20分ずつ登壇し、それぞれのワークスタイルやツールについて話してくださいました。
デジタルキューブ 五十嵐さん
DigitalCubeのリモートワーク
育児をされている女性の立場から、ご自身のワークススタイルやこれまでのキャリアなどについてお話しいただけました。
若干無茶振りなトップバッターでお話いただいたのですが、オープンソースコミュニティとの関わりや、スタッフが全員リモートワーカーというロックな会社での振り切れた体験談は、3倍ぐらい時間をとってお聞きしたい内容です。
ロックな本社
www.slideshare.net
イベント情報
cmsdou.doorkeeper.jp
ギルドワークス 佐々木さん
リモートワークでチームを組むということ
実は前回DevLove仙台で企画されたリモートワーク勉強会がとても素晴らしくて、山形の方にもちゃちゃきさんのお話を聞いて欲しいと思い、登壇をお願いさせていただきました。
今回はプロフェッショナル集団であるギルドワークスの開発者の立場から、現場目線でアジャイルやスクラム、リーンスタートアップなどを交えてお話いただけました。
開発者以外の方も多く参加されていましたが、たくさんの学びがあると思いますので、ぜひ興味を持って勉強会に足を運んでいただきたいです。
こんなイベントも
guildworks.doorkeeper.jp
www.slideshare.net
エム・エス・アイ 宍戸さん
地方のテレワーク(雇用型・フリーランス型)の可能性ーMSIのトライアル
宍戸さんからは、自社でリモートワークを導入するきっかけになったお話や、お客様にクラウドを導入していただくまでの苦労話など、地元ならではのエピソードをたくさんお聞かせいただけました。
中でもエンジニアの方が片道3時間半かかる地域に引っ越すことになった時に、優秀な人材がチームに居続けられるように会社を説得されたお話は、同じような境遇の方にはとても参考になるのではと思います。
実は宍戸さんには初めてお会いしたのですが、イベント全般でたくさんのサポートをいただき本当に心強かったです。
ありがとうございます!!
東北電子専門学校 芦野くん(学生!)
学生とコミュニティ
芦野くんはJAWS DAYS 2015での登壇経験を話しおじさん参加者の度肝を抜き、コミュニティへの参加を通した学びについて話をしてくれました。
参加した学生達にもコミュニティの楽しさや成長できる理由を感じてもらって、ぜひ山形以外のイベントにも参加してもらえると嬉しいです。
彼の主催する勉強会にもぜひご参加下さい。
サーバーワークス 赤塚
九州男児が山形にIターンしてクラウドの最先端でリモートワークして分かったこと
私のIターンの経験や、サーバーワークスの大切にしていることを通じて、リモートワークやU/Iターンの可能性についてお話させていただきました。
いろいろな理由でU/Iターンを検討している方にとって、行動するヒントの一つになれば幸いです。
ビアバッシュでは、自分のセッションが終わるまであまり飲めないのがツラいですねw
www.slideshare.net
スピーカー陣と東北芸術工科大学 松村教授によるパネルディスカッション
あえて事前にお題を作らず、先生がライブでパネルディスカッションを作って下さいました。
行政がどのような観点でテレワーク(リモートワーク)を推進しようとしているのか、実際にリモートワークしている私たちが感じていることや大切にしていることは何か、いろいろな背景も含めて聞ける貴重なセッションでした。
次はもっと多くの方と時間をとってやってみたいです。
最後は参加者全員で会場の片付けです。
話す人、聞く人、主催する人、みんながそれぞれの立場でイベントに貢献して、コミュニティと一緒に成長するモデルを感じていただけたら嬉しいです。
最後に
私個人としてはリモートワーク最高!と推進したり広める活動をするというより、テクノロジーの進化で普通に可能になる新しい働き方を良いも悪いも含めて知ることで、これからのキャリアをたくさんの方と考える機会になればいいなと思います。
興味のある方はぜひ一緒に開催しましょう〜。
ではまた!