re:Invent2016でグローバルにコネクトォ!バンクーバー & ラスベガス周遊の旅(バンクーバー編)
みなさんこんにちは。
今回はラスベガスで行われたAWSクラウド最大のイベント「re:Invent」に参加した旅レポートのカナダ編です。
「re:Invent」とは年に一度AWSが主催する国際イベントで、400を超える様々なテクノロジーを学ぶセッションや交流パーティーが5日間に渡って行われます。今年は11月28日から12月2日までの期間、世界中から3万2千人を超えるユーザーやパートナーが集まり、日本からも700名ほどの方が参加されていたそうです。
私は2014年と今回の2回目の参加で、毎年参加されている方も多くいらっしゃいます。
今回の主な目的は各国のユーザーグループのオーガナイザーが集まるプライベートな交流イベントに、日本メンバーの一人として参加することでした。
今年はre:Inventの他にも日本のAWSユーザーグループとして韓国・シンガポールと海外のユーザーグループとの交流を進めていて、数年以内にはグローバルなミートアップをしたいと思っていたところ、こんなに早く素晴らしい機会を頂けるとは思ってもいませんでした。
グローバルユーザーグループのオーガナイザーが一度に集まるのはre:Inventぐらいですから、私にとってはファーストクラス並みのプレミアチケットです。
サポートしていただいた関係者の皆様、ありがとうございました!
というわけで、勢いだけでイベントに申し込み、現地に行く方法は後から考えることに。
今回はとある方のオススメで、バンクーバーに滞在してからラスベガス入りする二カ国周遊一人旅としました。
前回はツアーでの参加で色々任せっきりだったため、今年は全部自分で手配できる旅にしてみたかったのも理由の一つです。
さて出発当日、今回利用したAir Canadaのチケットは、オンラインで座席の事前指定ができないタイプで、さっそく当日成田の自動チェックイン機で空いている良さそうな席に変更してまずは一安心です。
すでにチェックインカウンターにはスキーやスノーボードを持った方も並んでいて羨ましいです。
カナダへGO!
そして10時間のフライトでバンクーバーに到着後、当日乗り継ぎしない私は一旦荷物を受け取って入国します。
偶然隣の席だった方がホームステイのホストファミリーがなかなか現れないとのことで、到着ロビーで話をしながら付き合うことに。
ホームステイは転職期間を利用した2週間の予定だそうで、一つのホストファミリーに対して複数の国の方々と共同生活しながら語学学校に通うと話していました。
その方がエージェントに電話をしたり、それぞれコーヒーを飲んだり両替など旅支度をしながらしばらくすると、ようやくホストの方が現れたので私も自分の目的地に向かいます。
空港を出ると電車へのエスカレーターが見える
バンクーバーは公共交通機関が便利で、電車・バス・シーバスが有効期限内は乗り放題です(ただしバスで買ったチケットはバスだけしか乗れない)。
クレジットカードも使えてべんり
- Single Fare :一回券で90分間有効。電車を使って最寄駅からバスに乗り換えなども有効期限内ならOK。
- Compass Card:スイカみたいなチャージ式。
- DayPass:一日券。観光するならこれが良さそう。
http://gotovan.com/manual/view.php?id=17 gotovan.com
自転車もOK
Uberは無く、タクシーはたくさんいますが、大荷物でなければ公共の乗り物で十分です。乗り換えはiPhoneの地図アプリが教えてくれるので全く困りませんでした。
バスの路線はかなりシンプルで、初めて来た私でもスマホがあれば乗り換えに不自由ありませんでした。
旅行雑誌にWi-Fiが発達しているとの情報があったのですが、空港以外ではそうでもなかったので自分のWi-Fiを準備するなどした方が良さそうです。
今回宿泊した「Robson Suites」は買い物や観光に便利なダウンタウンエリアにあって、一人で泊まるにはもったいないほど素敵なホテルでした。
ペット同伴可能、湯沸しや食洗機までついたフルキッチンと洗濯・乾燥機もついていて快適です。次は絶対家族で来よう!
ホテルまでの行き方
Google マップ
こんな感じ
近くにはスーパーもあってべんり
翌日は終日観光デーです。
早起きしてレンタサイクルを借り、ダウンタウンを一周する予定にしていたところ、出発して間も無く雨が降り始めたため雨宿りしつつ2時間ほどで終了。雨が降っていても外で運動している方が多いのが印象的でした。
Webからも予約可能
イングリッシュベイ
ランチしながら雨宿り
部屋に帰って服を乾かしつつ、昨日近くのお酒の量販店「BC Liquor Store」で買ったワインを空けて一休みです。
ちなみにこの酒屋さんはバンクーバーのあるBC州の経営だそうで、日曜日はお休みの店舗も多いようで滞在中の買い出しには要注意です。
Webで観光ガイドを眺めていると、現地日本人ガイドとハッピーアワー巡りするツアーを見つけ、地図を見ながらツアーではなく自分で行ってみることにしました。
ハッピーアワー巡りとなるとおっさんの行動力がアップしますw
3日目、バンクーバーがすっかり気に入って名残惜しいですが、いよいよラスベガスに向けて出発です。
なんとフロントに日本人スタッフの方がいてシャトルバスを手配してくださったりと、最後まで素晴らしいホスピタリティの宿でした。
空港に到着したらチェックイン後、荷物を預けて米国への入国手続きがあります。
これもチェックインから荷物を預け、セキュリティチェックの流れで進んで行けばイミグレーションにたどり着くので特に困ることはありませんでした。
右が米国&その他の国際線、左がカナダ国内
チェックインカウンター
そして無事米国への入国手続きを済ませて搭乗ゲートでラスベガス行きの飛行機を待っていると、カナダからre:Inventに参加する方もちらほらいるようです。
しばらくすると、なんとジャパンツアーの皆さんと合流!だんだんと賑やかになってまいりましたw
さてこれからバンクーバーからラスベガスまでは約3時間のフライトです。
雨のカナダからカラカラの砂漠地帯にあるラスベガスに向かいます。
ラスベガスでの様子はこちら。
AWSカルタで日韓ガチンコ勝負!JAWS FESTA東海道 2016参加レポート
みなさんこんにちは、顔抜きジャーナリストの赤塚です。
最近ではAWSさんのイベントでも公式に顔抜きマーケティングが採用されるなど、ジャーナリスト冥利に尽きる毎日です。
さて今回は、10月22日(土)名古屋工業大学で行われたJAWS FESTA 東海道 2016への参加レポートをいたします。
写真は撮影班の金春さんからいただいたデータを使わせていただいています。ありがとうございます!
今回もう一つ参加させていただいた熊本地震でのボランティアに関するパネルディスカッションのレポートはこちら
http://blog.serverworks.co.jp/tech/2016/10/26/festa-mizuderu/
まずはJAWS FESTA 東海道チームの皆様お疲れ様でした!
今年の5月に韓国で行った韓国のAWSユーザーグループ「AWSKRUG」とのコラボイベントの際に、AWSカルタ大会の上位2名をご招待することになっていましたので、その約束を果たすべく私も参加してきました。
韓国でのコラボレポート
http://tech-haneman.hatenablog.com/entry/2016/05/24/120322
韓国からのゲスト
- (AWSカルタ選抜)4CSoftのエンジニア Hyunmin Kimさん
- (AWSカルタ選抜)VCNCのエンジニア Myungbo Kimさん
- AWS韓国のテクニカルエバンジェリスト Channy Yunさん
- AWS韓国のテクニカルトレーナー DoHyun Jungさん Channyさんは韓国チームの取りまとめやサポートをしていただき、DoHyunさんは前回のコラボに引き続きセッションの通訳まで行ってくださいました。
ランチセッションでChannyさんからAWSKRUGのご紹介
ランチセッションの時間に特別にお時間をいただき、韓国エバのChannyさんから韓国のAWSユーザーグループ「AWSKRUG」のご紹介をしていただけました。
なんとスライドは今度のre:Inventのコミュニティセッションで発表されるもので、一足お先に名古屋で聞けた方はラッキーでしたね。
いよいよAWSKRUGによるセッションです
日本のオーディエンスは他のセッションを見ずにAWS麻雀をしていたエバンジェリストやCXOが集まってきますw
http://jft2016.jaws-ug.jp/speaker/386
- Myungboさん(写真左手)による「70% Cost reduction with On-demand resizing」
http://jft2016.jaws-ug.jp/speaker/389
お二人とも私が韓国で発表させていただいたときとは比べものにならない安定感で、笑いのレベルもかなり高いです。
DoHyunさんの素晴らしい通訳のおかげで、お二人のセッションがとてもスムーズに行えました。
いつもありがとうございます!
安定の通訳
AWSカルタ日韓ガチンコ勝負
楽しい1日が過ぎるのはあっという間で、盛り上がった最終セッションの後は懇親会です。
懇親会でのLT風景
韓国のチャンピオンお二人&DoHyunさんと日本の代表とで対決とのことで、実行委員の川路さんから私にもご指名が...
今回は英語版カルタ
カルタの絵札は万国共通ですが、読み札だけは英訳が必要です。
約70ほどある読み札の説明を何名かのボランティアで英訳しました。
サービスの説明自体はAWSのページを見ればわかるので特別な英語のスキルは必要ありません。
こちらは後ほどGitHubで公開されるでしょう。
ちなみに前回は関西の鈴木商店さんのインターンスタッフの方が韓国語に翻訳してくださっています。
いざ、勝負!
AWSカルタ発案者の吉田さん、AWSウルトラクイズのエキスパート大栗さんと三名のチームで挑みますが、韓国の精鋭に力及ばず26対16の惨敗でしたww
英語版の読み札はハンズラボのケイティさんが読み上げてくださり、素晴らしい進行のおかげでとても楽しい対決になりました!
健闘を称え合うライバルたち
まとめ
ありがたいことにAWSKRUGの方々に以下のような感想をいただきました。
実はAWSKRUGの方々はグローバルなユーザーグループとの交流が盛んで、日本のユーザーグループはまだまだこれからの印象です。彼らとの会話の中で日本だけでの活動では見えない部分がたくさんあることに気付かされます。
いつも大きな学びを頂いているお返しとして、これからさらにお互いに成長できる関係を作っていけたらいいなと思います。
ではまた!
中2英語のおっさんがシンガポールで泣きながらプレゼンして見てきたもの
みなさんこんにちは、かおぬきジャーナリストの赤塚です。
さて、今回は5月に参加した韓国に続いて2回目の海外遠征として、シンガポールのユーザグループとJAWS-UGメンバーでイベントを行ったレポートをいたします。
まずは受け入れてくださったAWS Singaporeの皆様、WordCamp Singaporeの皆様、今回の遠征を様々な面でサポートしてくださった皆様、そして一緒にチャレンジをした参加者の皆様に感謝申し上げます。
私は3日間の夏休みを利用して、サーバーワークスのルーキー2名と9/6-8の弾丸ツアー(9/9から社員旅行のためw)で参加しました。
前回参加した韓国のユーザグループとのイベントレポートはこちら
ジョイントイベントや遠征の個人的参加目的は以下です
- WordCamp Singaporeでデジタルキューブさんのブースに立たせていただけることになったので、かおぬきの写真を撮りまくる&翌日のイベントのフライヤーを配って集客する。もちろんAMIMOTOブースにも貢献する。
- AWSのユーザーグループのイベントでは、シンガポールのユーザーの方々と深い交流を行い、お互いのコミュニティや個人が成長するためのチャレンジの場を作る。
- サバイバルイングリッシュでイベント企画から実施・運営までがんばる。
まずは企画から
自主製作のイベントですので、ゼロから自分たちで作ります。
デジタルキューブ代表の小賀さんがWordCamp Singaporeが9/6に行われるのに合わせて現地のお知り合いとコンタクトしてくださり、AWS Singaporeのご厚意でセミナールームを利用させていただけることに。
「あとはヨロシク」と言う思いやりに満ちたパスワークで、JAWS-UG代表の立花さんを中心に、チャットとGoogleDocsでSGサイドと企画を進めます。
いよいよシンガポールへ
羽田でばったり
ヘプタゴンさんでインターンしている大学生の澤田君は、青森県の武者修行サポートを受けての参加。
たまに地方に住むと都心ほどの収入がなくても楽しく暮らせると聞きますが、それは地方のエコシステムの中だけの話で、ではその外に突き抜けてチャレンジしたい方はどうするのでしょうか。
自分の頭を使って稼ぐ・貯金する・スポンサーを募るのは当たり前として、稼げるようにする仕組み作りの面で、定住を進める行政にも工夫が必要なのかもしれません。
9/6 0:15羽田発で、午前6時前にチャンギ空港に到着。
両替所で1万円をS$に両替(全部カードで払ったので使わなかった...)。
別の飛行機で到着したヘプタゴンチームと合流し、一旦シャワーでリフレッシュします。
シャワールームは各ターミナルのセキュリティゲートの内側にあったらしく、ゲートの外に出てしまった僕らはInformationに聞いて第1ターミナルのサービスに行くことに。
値段はシャワーだけで1,800円ぐらいでした。
会場のあるベイエリアへの移動はMRT(地下鉄)かタクシーやUber、バスなどになります。
MRTは安くて簡単らしいのですが、空港からの移動時間が車の倍くらいかかるのと、車の料金も安いので、オーダーや支払いが楽チンなUberで行くことに。
スコールの影響?でやや渋滞している道路を進むと、今月末に開催されるSingapore GPのコースになっているようで、沿道に設置された観客席や金網がなかなか臨場感あります。途中でマーライオンを横目に見て観光は終了。
9/6 WordCamp Singaporeに参加(9:00am – 6:30pm)
会場はマリーナベイサンズがあるベイエリアに位置するOne Marina Boulevardビル21階と22階のMicrosoft Singaporeオフィス内にあり、景色も建物もとても綺麗です。
ついた
朝食やランチもある
AMIMOTOブース
かおぬきに興味津々の参加者達
トラックは「Developer & Business Track」と「User & Education Track」の2トラックで行われ、スピーカーは国籍も多様で、さすがにオープンソースのWordPressのイベントだなと感じます。
タイムテーブル
いよいよ始まります!
日本からは3名の方が登壇されていて、参加者からたくさんの質問を受けてとても盛り上がっていました。
個人的にはオープンソースのプロダクトのコントリビューターやコミュニティリーダーとして、実際に海外で登壇されている方々を見るのはとても刺激になりました。
刺激=思考のレンジが広がる体感だと思います。ぜひみなさんにも参加をオススメしたいです。
WordPressの負荷を下げる手法として、REST APIを使ったMicroservicesアーキテクチャについてご紹介をされていました。
WordPressの負荷を外部にオフロードして、WordPressのコアな機能にリソースを集中させるメッセージがカッコよかった!
後で知ったのですが、西川さんがタイにお住まいだった時のブログを読んだことがあって、地方でのコミュニティ活動ですごく参考になった記憶があります。そんな方とまさかのシンガポールでコラボレーションできたのも収穫の一つでした。
タイでWordPress Meetupを開催しながら考えてきたこと – Shinichi Nishikawa's
岡本さんからはAmazon Echoを使ったAlexaとWP REST APIとの連携で、音声をインターフェースとした新しいGUI-Lessのアプリケーションについて発表されていました。
Noel Tock氏のセッションの中でも話題にされるなど、キレキレのセッションが印象的です。
登壇前も緊張されていたようですが、海外で思いっきりチャレンジしている姿にシビレました。
AlexaでもちきりのAMIMOTOブース
- 三好 隆之さん
What is the responsibility of plugin developers?
Contact Form 7 開発者の三好さんからは、「プラグイン開発者の責任とは何か」についてお話しされていました。
世界の三好さんはさすがにすごい人気で、Q&Aタイムもメチャメチャ盛り上がっていました!
四千万!!!
wptavern.com
Closing Remarks
関係者の皆様、ありがとうございました!
そしてアフターパーティへ
一旦ホテルにチェックインしてアフターパーティに向かいます。
小賀さんオススメのStudioMホテルはプール付きのメゾネットタイプで快適なリゾートホテルです。
2泊で28,000円ぐらいと、このグレードにしてはお手頃です。
プールは見るだけ
我々は懇親会会場に少し早めに着いたので、日本メンバーと乾杯しつつまつことに。
会場
やっと飲める!
参加者の皆さんが集まってきたら適当にばらけて交流していました。
先人の教えどおり、知り合いで固まると誰も話しかけてくれないのですが、単体でいると知らない人と自然と会話が始まるので楽しいです。
生演奏のカラオケ!
0時近くになり、英語が堪能ですっかり馴染んだ若者たちを会場に残して中二英語のおっさん達はクラフトビアのお店へ。
ラストオーダーが迫っているので仕方ありません。
リバーサイド沿いのシンガポールの夜はとても賑やかでした。
AWSユーザーイベント当日
さて、今日が私たちにとっての本番です。
ホテルが快適なのとあまり遅くまで飲まなかったおかげで元気に出発です!
イベント開始が14時からと余裕があったので、お昼頃AWS Singapore付近に集合してランチ。
全く愛想のない男達...
今回シンガポールでIT勉強会の動画共有サイトを運営されている「Engineers.sg」の方がイベントの動画をYouTubeにアップしてくださいましたので、死ぬほど恥ずかしいですが晒させていただきます。
海外でプレゼンにチャレンジする方に、「この程度なら自分にでもできる」と思っていただければ嬉しいです。
我々以外のセッションもMeetupのイベントページにアップされていますので是非ご覧ください。
こちらを主宰されているMichael Chengさんは PHPConference Asiaの主宰でもあります。
お礼のご連絡をしたところ、Meetupの方にもまとめて再シェアしてくださいました。ありがとうございます!
昼の部:Hottest AWS Related Services from Japan - Workshop!
イベント名はちょっとおこがましいですが、AWS SGの方が気を使って付けてくださったのでお許しを。
本来は夜の部だけのイベント開催の予定だったところ、AWSのご厚意で14時から21時まで使わせていただけることになり、こちらの昼の部も追加で開催することになりました。
内容は我々の会社やビジネスなど、バックグラウンドの紹介を通じてお互いの理解を深めるもので、会社紹介やサービス紹介、技術的な発表など様々でした。
- デジタルキューブさん
西川さんから、昨日のWordCampでの発表がありました。WordPress王子のプレゼンはカッコイイですw
- サーバーワークス
私・寺田くん・白鳥くんのリレー形式で発表を行いました。
まずは私からアイスブレイク的に会社紹介
あー、緊張したw
www.youtube.com
次は寺田くんからCloud Automatorのサービス紹介と白鳥くんによるCloud Automatorのデモ
若者チームは物怖じしません
www.youtube.com
- ヘプタゴンさん
代表の立花さんからサービス紹介
参加者の皆さんがよく聞いてくださって、思った以上にQ&Aも盛り上がりました。
現在海外での販売はしていないのですが、たくさんの方が鋭い質問や温かいアドバイスをしてくださいました。
夜の部までは少し時間があるため、みんなで色々と振り返りをしつつ、午後の部に備えます。
特にルーキーメンバーは経験のある方々から熱いフィードバックをもらって、普段できない経験ができているのではないでしょうか。
夜の部:AWSUG-SG / JAWS Combined Meetup #1!
昼の部は色々と想定外というか準備不足でバタバタしたので、夜からは本気出します。
まずはRegistration, snacks and drinks time...
本気を出している様子
開会のご挨拶
今回は西川さんが司会やQ&Aでのサポートをしてくださったおかげで、なんとか無事にイベントを終えられました。ありがとうございます!
JAWS-UG代表の立花さんから、コミュニティの紹介
シンガポールのユーザーWayne Khanさんから、シンガポールでのユーザー事例のご紹介。
そしてLTタイム。
6人のスピーカーが持ち時間5分で自由に発表します。
日本からは岡本さん・私・澤田くんが登壇しました。
- 岡本さん(Alexa芸)
- 私(AWS-HUBネタ)
- 澤田くん(College Student Meets JAWS-UG)
夜のイベントではビールとピザの立食形式を想定していたのですが、皆さん座って真剣に聞いてくださり、笑いあり・Q&Aありのとても和やかなイベントになりました。
先の便で帰る方達とはここでお別れ。お疲れさまでした!
打ち上げはなぜか日本食。とても美味しかったです!
そしてシンガポールの夜は終わらない...
感想
シンガポールでのイベントは、地元の方・中国・インド・韓国・パキスタン・日本・アメリカなどなど、たくさんのアクセントの英語が飛び交っていてとても刺激的でした。どんどん話しかけられるのですが、はじめ全く聞き取れずに何度も何度も聞き返していました...
でもお互いに聞き取りにくいのが当たり前で、私のように中二英語のおっさんでも臆病にならずに、いろいろなバックグラウンドの方々に興味を持ってコミュニケーションするのが大切なのかもしれません。
最後に、一緒に行ったサーバーワークスの若手2名は語学力も度胸もあって、とても頼もしかったです。
学生の澤田君も初めての海外でのプレゼンでも堂々としていて、これからが楽しみです。
彼のシンガポール行きの資金をサポートされた青森県の武者修行制度は素晴らしいですし、コミュニティのチャレンジがこういう方々の普段見れないポテンシャルを発揮できる場所になるといいですね。
ではまた!
山形のおっさん達がScratchワークショップにチャレンジしたはなし
皆さんこんにちは!
今回は8/11に有志のメンバーで開催した、Scratchを使った子供向けのコーディングワークショップのレポートをいたします。
scrach-yamagata.doorkeeper.jp イベントサイトのロゴやイメージはボランティアメンバーの石川さん作です。さすがプロ!
おそらく山形で初めてとなるCoderDojoとリンクしたボランティア主催のScratch教室は、親御さんや我々ボランティアを含めて約20名近くが参加して、夏休みの午後に和やかな雰囲気で行われました。
参加してくださった皆さん、イベント開催に際し、企画・講師・デザイン・会場提供・買出し・運営などなど、たくさんのご協力をしてくださった皆様、ありがとうございました。
会場を提供してくださったコワーキングスペースなれあい
山形のコワーキングスペース knowledge and idea 『なれあい』平日10:00~18:00 ドロップイン500円から Tel. 023-616-4649
Scratch(スクラッチ)について
Scratchとは、MITが開発した子供にも使える教育用のプログラミング環境(ソフト)です。
世界中にScratchを教えるチューターと呼ばれるボランティアがいて、CoderDojo(コーダー道場)というボランティアによる無償のプログラミング教室が、世界63カ国1000箇所、国内でも40箇所近くで行われているそうです。
http://www.coderdojo.jp/
東北では今回ご協力いただいた砂金(いさご)さんたちがコワーキングスペースなどで「Coder Dojo Sendai/Izumi」を開催されています。
https://www.facebook.com/CoderdojoSendai/
また、チューターによる教育を含めたScratchのデザインとして、作品を公開・共有したり、ユーザー同士がコミュニケーションできる機能を通じて、コードをシェアする文化や著作権の尊重、作者への敬意やコミュニティへの貢献など、プログラマーのベースとなる重要な要素を学べるのが特徴的です。
他にもScratch DayやDojoConなどグローバルなイベントも開催されていて、多くの企業がこの活動を支援しています。
Scratchを通じて世界中の人たちと交流できるチャンスがある点も広く支持されている理由なのでしょう。
http://dojocon.coderdojo.jp/
今回は恥ずかしながら山形ではだれもCoderDojoのチューター経験がなく、まずは一歩踏み出すために、宮城県でCoder Dojo Sendai/Izumiをされている砂金さんにご協力をお願いしてCoderDojoではなく「スクラッチチャレンジ山形!」として開催することにしました。
ちなみに私が予習に使ったのはこちらです。
当日
ボランティアスタッフからのご挨拶やScratchの紹介のあと、いよいよ子供達がゲームを作っていきます。
Scratchの紹介をするコワーキングスペースなれあい管理人の成田さん
今回参加した子供達ほぼ全員が初心者でしたので、砂金さんに「猫逃げ」の作り方を教えていただきながらゲームを作りました。
サンプル
https://scratch.mit.edu/projects/57827110/
「猫逃げ」は以下のような構成でつくられます。
- 猫のキャラクターが画面上を左右に動き回るようにする
- ネズミのキャラクターを追加して、マウスポインターに合わせて動くようにする
- ネズミが猫にぶつかったらゲームオーバーになるようにする
- 猫の数を増やしたり、それぞれの動くスピードを変えたりしてゲームを難しくする
- ここまで出来たら、自由に改造して遊ぶ
勉強になったこと
個人的に勉強になった点は、子供達が「なぜ?」と疑問を持っている表情を見逃さず、猫やネズミが動くしくみを説明すると、納得した表情でコーディングに打ち込みますが、疑問を置き去りにして説明を進めてしまうと段々と興味が薄れていく感じが伝わってきました。
この辺は砂金さんのように経験や情熱が必要だと感じましたが、子供達の好奇心や理解力を信じできちんと伝えるのも大切なのでしょう。
また、Scratchではキャラクターや背景が自由に選べるのですが、海やサッカーグランドなど、自分の好きなテーマにすると俄然やる気がでるのも印象的でした。
武田さんがタブレットでできるScratchのもっと簡易版のScratchJrを紹介されていて、マウス操作が難しい小さい子にはこちの方が好評でした。
http://www.gizmodo.jp/2014/08/post_15340.html
感想
やってよかった!
まずはたくさんの方に楽しく参加していただけて、今後も継続できそうな手応えを感じました。
実は2014年に仙台で開催したイベントで、縁あって砂金さんがCoder Dojo Sendai/Izumi出張編を開催してくださってから、いつか山形でも開催できたらと思っていたので、今回有志のメンバーで力を合わせて実現できたことがとても嬉しかったです。
その時のイベント
http://jft2014.jaws-ug.jp/timetable/
今後は学生ボランティアや参加した親御さん・お子さん達、教育関係者の方々もチューターとして積極的に参加できる活動に育っていけばいいなと思います。
また、コワーキングスペースなれあいのように、会場を提供してくださる企業や地域の理解が深まれば、より多くのお子さんが自己表現の一つとしてコーディングの楽しさを体験する機会が増えるのではないでしょうか。
私もプログラミングやオープンソースの文化、コミュニティの可能性をいろいろな方に教えていただきましたので、少しでも次の世代に還元していけたら嬉しいです。
ではまた!
AMIMOTO 起動隊 Roadtrip! 山形&仙台 2Daysの旅
みなさんこんにちは、かおぬきジャーナリストの赤塚です。
今回は6/17(fri) - 18(sat)の2Daysで山形と仙台にて開催したデジタルキューブ社の「AMIMOTO」と、当社サーバーワークスの「Cloud Automator」のジョイントイベントの模様をレポートいたします。
Day1は山形でAWSの運用自動化をテーマとしたセッション、Day2は仙台でAWSを使ったハンズオン中心の内容です。
東京から駆けつけてくれたデジタルキューブの堀家さん
デジタルキューブ五十嵐さんのレポート gatespace.jp
「AMIMOTO」と「Cloud Automator」の概要
「AMIMOTO」とは、デジタルキューブ社がグローバルに提供するハイパフォーマンスなWordPress環境を簡単に利用できるサービスで、みんなが知ってるあんなブランドやこんなメディアでも利用されています。
「Cloud Automator」とは、サーバーワークスが提供する、AWS上に構築したシステムの毎日の運用や構成管理をマンパワーに頼らず自動化できる、AWSを乗りこなすためのサービスです。
クラウドならではのスピード感ある柔軟なシステム活用には、このようなサービスをうまく組み合わせる考え方がとても大切です。
Day1
[山形] AMIMOTO 起動隊 アドバンスド シリーズ AWSの運用自動化サービス Cloud Automator で"攻め"のシステム運用 in 山形
山形では、AWS上に構築したシステムの運用を自動化できるサービス「Cloud Automator」の活用方法について、ハイパフォーマンスなWordPress環境「AMIMOTO」を題材に共有しますよ。
なんと30名近くの方にご参加いただき、当日の参加数は東京での開催と同程度の規模での開催になりました。
オープニング
勉強会初参加の方も多かったので、山形のオススメ勉強会についても共有させていただきました。
AMIMOTOのターン
まずは「AMIMOTO」自体の説明や、WordPressを運用する際に出てくる技術的な課題について、サーバーレスアーキテクチャーやMicroservicesを用いた独自の観点から解決策のアイデアをお話しされていました。
Cloud Automatorのターン
次はCloud Automator開発リーダーの柳瀬さんからナルトの説明...ではなく、AWSシステムの運用自動化についてのお話しです。なんと柳瀬さん、3年ぶりの山形訪問です!
長すぎるアイスブレイクに会場騒然
今回はタイミングよくつい先日リリースされたばかりの構成の自動チェック機能も、開発者から直接お話しさせていただけました。
この機能を使うと、セキュリティの設定や運用上のルールなど予め設定した項目が守られているかを自動的にチェックしてくれます。
AWSの柔軟性を活用してスピーディーなシステム構築をしつつ、ガバナンスへの準拠も自動で担保できるため、第三者認証の運用負荷もリーズナブルに軽減可能です。
LT
サーバーワークス柳瀬さん、デジタルキューブ五十嵐さんと堀家さん、青森からいらしたヘプタゴンの立花さんによるLTです。
サーバーワークス柳瀬さん
デジタルキューブ堀家さん
ヘプタゴン立花さん
デジタルキューブ五十嵐さん
懇親会
山形といえば山形牛!Day2に向けて美味しいお肉をしっかりいただきました!
知り合いばかりだと写真撮影が極端に少ないですw
今回はCloud Automator開発リーダーの柳瀬さんが山形に来てくれたおかげで私は楽...いえ裏方でがんばりました!
Day2
[第1回|仙台] AMIMOTO 起動隊 アドバンスド シリーズ ハンズオン in 仙台
Day2は仙台に移動して、AMIMOTO 起動隊によるハンズオンを行います。
午前中に山形駅前に集合して、立花さんの車で仙台までRoadtripです。
天気がよくて和気あいあいと快適なドライブでしたが、オッサンばかりだと全く写真がありませんw
さて、仙台に到着してなぜか山形そばのランチをいただき、午後から勉強会スタートです。
今回は都度参加者の方から質問を頂きつつ、アットホームな雰囲気で進みました。
堀家さんのセッション
ハンズオンの前に、AMIMOTOやWordPressでの通販サイト(WooCommerce)、マーケティングオートメーションツール(Mautic)のご紹介のほか、昨日に続きWordPressでのMicroservicesの活用についてお話しがありました。
いよいよハンズオン
五十嵐さんによるハンズオンは、とてもスムーズな進行で3時間程度で完了!
最後に堀家さんがこれまでハンズオンで構築してきたスタックを、AMIMOTOで自動構築するデモを行い、一同自動化の素晴らしさを噛み締めます。
残りの時間はAWSやWordPressについての質疑応答や、コミュニティについてのディスカッションが行われました。
とてもいい内容だったので、ぜひ次回はもう一歩進めて参加者の感想タイムや質疑応答、アンカンファレンス的なものもやってみたいです。
懇親会
そして本日は早い時間からの懇親会です。しっかり勉強したあとはビールがおいしい!
そして写真がない!
終わらない二次会...
新幹線にも間に合いお疲れさまでした!
感想
Day1の山形では地元のSIreの方々でAWSを既に利用されている方、これから導入を計画されている方が熱心に参加されていて、山形でも以前に比べてとても関心の高さを感じました。 時間に余裕があったのでLTも充実していて、イベント終了後にたくさんの方からお声がけいただき、なかなか刺激的なイベントになったのではと思います。 今回をきっかけに一度オンプレミスと同じ構成や運用方法でクラウドに移行したシステムを、さらにビジネスの強力な差別化要素にするために、ぜひクラウドに最適化するアイデアをご活用いただけると嬉しいです。
Day2は日程の関係でやや参加者少なめでしたが、全員で活発なディスカッションが行われたりと内容の濃いイベントになってこれからの展開にも期待が持てます。
山形と仙台は車で一時間程度の距離です。ぜひ地域に区別なくお互いにないものが補完できるように活発な交流が生まれるといいですね。
ではまた!
みんなのSORACOMは山形でも大人気だった!SORACOM-UG Yamagataハンズオンレポート
二億四千万人のSORACOMファンのみなさんこんにちは、かおぬきジャーナリストの赤塚です。
今回は6/29(水)に行ったSORACOM-UG Yamagataの勉強会についてレポートいたします。
今回大活躍してくださった齋藤さん
イベントの詳細はこちら
soracom-ug-yamagata.doorkeeper.jp
山形の大学生に特化した情報サイト natukusa (ナツクサ)のレポートはこちら
ライターは山形大学に通う高木君です
まずはご協力頂いた多くの皆様、手順・デバイス類・講師までハンズオントレーニングをご提供してくださったソラコムの皆様、本当にありがとうございました。
おかげさまでイベントへのエントリー数35名以上、当日参加者約40名、ハンズオン参加者約25名、懇親会参加者20名以上と、当初の想定を大幅に上回る方にご参加いただき、懇親会も含めてとても楽しいイベントになりました!
会場の東北芸術工科大学
キャンパスは山形市の高台にあって、遠くにはまだ雪が残る月山も見えます。
ちょっと早めに着いたので学食で仕事w
オープニング
せっかくたくさんの方に集まっていただけたので、SORACOM-UGだけでなく、山形のオススメ勉強会についても紹介させていただきました。
www.slideshare.net
先日行ったAWS関連の勉強会でも、以前に比べて熱心な参加者が増えて来たと感じましたので、それぞれの相乗効果で楽しい勉強会が増えてくるといいなと思います。
セッション
まずはソラコム シニアエンジニアの松井さんによるサービス全体のご紹介です。
松井さんは元AWSのエンジニアでコミュニティのイベントでも大変お世話になっていたのですが、まさか山形に来ていただける日が来るとは...個人的大イベントの一つでした。
参加者の方々も「分かりやすかった」との感想で、皆さんこの後のセッションやハンズオンに安心して参加できたのではないでしょうか。
www.slideshare.net
次は山形大学工学部の田中先生・原田先生によるリレーセッションです。
先生方とは熱中小学校で大変お世話になっていまして、前回の勉強会にも学生を連れてご参加いただいています。
田中先生からは大学で進めているSORACOMを活用した研究について、参加者向けに特別にちらっとご紹介していただけました。
個人的には算数や複雑ネットワークの講義の大ファンで、これだけでも特別にお聞きしたいぐらいです。
原田先生からSORACOMを使った研究の技術的なお話や、RaspberryPiやセンサーそのもののご紹介をしていただきました。
IoTへの関心が高まる中で、モノを制御する点でのローレイヤーな部分の難しさもありますが、実際に手を動かしてプロトタイプを作れる環境が整っているからとにかくやってみようとお話されていました。
セッションのラストは私から。 サーバーワークスがオススメするSORACOMの活用方法についてご紹介させていただきました。
www.slideshare.net
実はこのネタ、今年5月にビッグサイトで行われたJapan IT Week春の展示会の中で、当社スタッフが書いた技術ブログの内容をまとめて発表していたものをアレンジしたものです。
今年一番緊張したw
簡単に実現できるものもあるので、ご興味ある方はぜひブログを参考にやってみていただけると嬉しいです。
http://blog.serverworks.co.jp/tech/
SORACOMハンズオン
後半戦はお待ちかねのハンズオンです。
芸工大の先生方のご協力と学生ボランティアのお手伝いのおかげで準備もカンペキです!
これほどまとまったハンズオンは個人では準備が難しく、ソラコムさんから素晴らしい手順書・デバイスや機器のご協力と、大学から講義室のご協力があったから皆んなが楽しく参加できたのだと思います。
個人的にもとても得るものが多かったので、ぜひ地元のメンバーでも再現できるようにしていきたいです。
すごいハンズオン参加者の数
センサーを取り付けたところ
先生方も学生と一緒に参加されています
懇親会
しっかり勉強会した後は懇親会です。
先生方のサポートのおかげで学生参加者も多く、熱心に技術やコミュニティの話をしている姿がとても嬉しかったです。
平日なのにエンドレスな雰囲気...
感想
SORACOM-UG Yamagataとしてのイベントは、前回の第0回につづいて今回がめでたく第1回となりました。
0回目の様子
tech-haneman.hatenablog.com
ちょうど3年前に縁あって山形でAWSの勉強会を始めた頃とは比べ物にならないほどの関心の高さで、SORACOMは地方の我々とクラウドをIoTの形で結びつけてくれたと感じます。
特に学生の参加割合は全国的に見ても高い印象で、我々おっさんたちも負けて入られませんねw
3年前の記事
tech-haneman.hatenablog.com
それでは今後ともよろしくお願い致します!
ありがとうございました!
おっさん達が泣きながら海を越えた瞬間!AWSKRUG & JAWS-UG Meetup day #01 LCC乗り継ぎ韓国の旅
みなさまこんにちは、かおぬきジャーナリストの赤塚です。
今回はお隣の韓国にお邪魔して韓国のAWSユーザーグループ「AWSKRUG」と日本の「JAWS-UG」とで行った合同イベントをレポートいたします。
写真は自分のスマホのものと、撮影班の金春さん・安藤さんのデータを使わせていただいています。
一緒に行ったどんまいこさんのレポートはこちら
mnakajima18.hatenablog.com
まずはAWS韓国ユーザーグループ「AWSKRUG」の窓口になってくださったMinyoung Jeongさん、 Dohyun Jungさんをはじめとする韓国ユーザーグループの皆様、そして会場のご提供だけでなく、飲食や豪華なノベルティのご提供や多くのサポートなど、様々な手配をしてくださったAWS Koreaの皆様、我々の交流のきっかけを作ってくださったAWS Japanの皆様、一緒に行った心強い仲間に心から感謝申し上げます。
日本サイト
jaws-trips.doorkeeper.jp
韓国サイト
모임내용
今回のイベントの目的はこちら。
- これまで何度も来日してくださっているAWSKRUGの方々に対して、今度は我々が韓国にお邪魔して直接感謝を伝える。
- これからのお互いの成長にために、より深い親交ができるようにする。
イベントの概要
- Day1 お互いのコミュニティの紹介と懇親会がメインのCommunity day
- Day2 Tech dayとして、韓国・日本から4名ずつ登壇&ランチや懇親会での交流を行う。
AWS Koreaが入るGSビル
ホテルの近くからは三角っぽいシルエットが目印
Day0
私はケチケチ旅行で山形から仙台経由でLCCを乗り継いで行くことにしたため、山形 -> 仙台 -> 関空 -> 韓国と、無駄に時間がかかる日程。
リモートワーカーにとって関空は無料電源スポットもあって何時間トランジットしても平気なリモートオフィスなのですw
トランジットというか普通に仕事して日が暮れる頃に仁川国際空港に到着
初めて訪れた韓国は日本との時差もなく、気候もそれほど変わりないし、日本語もかなり通じます。
ちょっと心配だった両替は空港でトライしてみるとゲーセン並みに簡単で、10秒程度で出来てしまいます。
ホテルまでの移動は観光を兼ねてバスに乗ってみることに。BGMはもちろん「1/6の夢旅人」w
荷物がいっぱいあってもリムジンバスで楽チン
空港のInformation counterでホテルまでのバスを聞いて乗ると、予約していたベスト ウェスタン プレミア カンナムのエントランスまで1時間ちょっとで連れて行ってくれるとのこと。
ベスト ウェスタン プレミア カンナム (韓国 ソウル) - Booking.com
今回訪れた韓国の中でも新しい都市の江南エリアでは、交通や諸々のインフラも日本とほとんど変わりませんでした。 思い切って行ってみた韓国は美味しいものだらけでとっても居心地のいい国です。
ホテルは会場を提供してくださったAWS KoreaオフィスのあるGS Tower Yeoksamまで徒歩20分ぐらいの位置にあります。
私は22時過ぎにホテルにチェックインし、1日早く到着していた青森の立花さんと合流。
お互い発表の準備があるので、遊びに行きたい気持ちをグッと抑えつつ、散歩がてら近くのセブンイレブンでちょっと買い物をして1日目の夜はおしまいです。
部屋はとってもキレイで快適です。
Day1
イベントは夕方からのため、午前中に到着されたASCII.jpの大谷イビサさんと合流し、3人で南大門までタクシーでランチしに行くことに。
ピカピカのビルや高級車が目立つ江南と違って、ローカル感満点の市場や細い路地が続く飲食街など、やっと外国に来た感じが出てきましたw
一人だと大抵慣れたコンビニで済ましてしまう私も、今回ご一緒してくださったイビサさん・立花さんの行動力のおかげで思わぬ観光ができました。
タクシーの方のおすすめでタッカンマリにトライ。イビサさんの嗅覚でここに決定w
これをハサミでぶつ切りにして15分ほど煮て食べます。
コチジャン・醤油・酢・ニンニクなどが入ったマジックスパイスにつけて食べる
コンビニおにぎりもおいしい。
ランチの後は会場に移動です。
会場ではみなさんに温かく迎えていただき、初めて訪れる韓国に来てこんなおもてなしをしていただけるなんて、胸が熱くなるほど大変な幸せでした。
日本だけでなく海外にまで同じ価値観を共有できる仲間ができるってすごいです。
最終確認中。細かいオーダーは移動中にオンラインで共有済みです。
イベントTシャツできてる!! Tシャツのデザインは一緒にアイデアを出し合ったコンセプトを、Minyoungさんの会社のデザイナーさんが形にしてくださいました。
象徴的な建物のシルエットと、韓国語のロゴがクールです。
横断幕まで!!
MEGAZONEさんのノベルティTシャツ!
韓国の距離感覚が分からず南大門から江南に戻るのに予想以上に時間がかかってしまったところ、すでに韓国チームの方々が準備を済ませていただいたおかげで大きな問題もなくスムーズにイベント開始です。
韓・日・英語が入り乱れる勉強会も、DoHyunさんの素晴らしい通訳のおかげでテンポよく進みます。
まずはAWSKRUGリーダーでAWSヒーロー アジアパシフィックのMinyoung Jeongさんから
What about AWS Korea UGのお話。
昨年11月にオープンしたソウルリージョンができる前から組織されている。
ユーザー数はリージョン開設前の5000人から約2000人規模で爆発的に増えているとのこと。AWSKRUGはFacebookグループで情報共有されていて、メンバーは7500人以上にもなる。
先日参加されたJAWS DAYSの基調公演の内容に刺激を受けて、韓国のイベントでも同じような話をする予定。
クラウド婚にはとても驚いたそう。
これからはナレッジベースとなるBlogやJAWS-UGのような地域ベースの勉強会も行っていきたいとお話しされていました。
韓国はソウルに多くの人口が集中しているため、日本ほど地理的な問題はないそうです。
次はJAWS-UG代表の立花さんからJAWS-UGの紹介。
JAWS-UGの成り立ちや活動の紹介の他に、我々が抱えている課題なども共有されていました。
コミュニティ運営やリーダーの代変わりの課題など、韓国の皆さんからも多くの質問がありました。
日本の企業が新しいサービスを構築する場合、オンプレとクラウドの選択される割合はどのくらいですか?
支部を中心に運営しているコミュニケーションはJAWS-UG以外にもありますか?
日本のローカルグループのリーダーの決め方について教えてください。
リーダーを交代する場合の成功事例があれば教えてください。
などなど、他にも多くのご質問をいただきました。
コミュニティのあり方をシェアするのはお互いのベンチマークにもなりますし、我々が試行錯誤している全てをオリジナルなコンテンツとして共有して、お互いの健全な成長のためにこれからもっとディスカッションの機会を増やせたらいいなと思います。
各コミュニティの紹介の後は会場で軽食を取りながら懇親します。
アフターパーティーはいよいよお楽しみのプルコギです!
後から到着したメンバーも徐々に合流して、1日目は楽しく終了しました。
お互いの文化やビジネスのことなど、いい雰囲気でざっくばらんに会話が進みます。
これは韓国語でもオデン。美味い!
次の会場に向かうみなさま。
地元の方もオススメです
プルコギ店にきた。これは韓国伝統的なスタイル
まだまだ続く...
2AM、まだ食べるのか...
Day2
いよいよ本番のDay2!
今日は韓国と日本から4名ずつ、計8名がプレゼンテーションを行います。
Day1はクローズドな30人程度でコアコミュニティ内でのディスカッションでしたが、Day2はもっと多くの方がいらっしゃいます。
我々は10時ごろ会場に集合、11時ごろからイベントスタートです。
コーヒーカウンターがありがたいです。
日韓の通訳は Dohyun Jungさん・SangUk Parkさんのおかげで非常にスムーズです。
まずは改めてAWSKRUGとJAWS-UGの代表からご挨拶。
Minyoungさんからは、第一回の意味はとても大きい。韓国と日本はよく「近くて遠い国」と言われるが、これからAWSを通じて交流していこうとお話しがありました。
立花さんからは改めて今回のお礼と、我々の発表内容などについて案内がありました。
AWSKRUGのターン
内容の素晴らしさもさることながら、笑いのレベルが高いです!
ざわつく日本陣営ww
一番目はDohyun Jung(ジョン・ドヨン)さんから
「日本活用マニュアル」として、韓国の方々に対して日本の技術サイトの活用方法などの紹介です。
ドヨンさんは開発者向けポッドキャスト「俺わプログラマだ」の提供や、日本の技術Blogの韓国語翻訳などをされている有名人です。
ご自身のキャラクターは奥様が描かれていて、結婚前のかわいいものから結婚後に夫婦喧嘩して今のキャラクターに変えられえたそうですw
今回お忙しい中通訳をしながら発表や全体のプランなど我々のサポートまでしてくださり、大変お世話になりました!
二番目は福岡在住で、Fusic社所属のJeong Min Jo(チョ・ジュンミン)さんから
太陽光発電管理システムの事例について。
チョさんのように韓国・日本の両方で活躍できる方がこれから増えてくるのではないでしょうか。
次はカップル向けSNSのBetweenを1提供されているMyungbo Kim(キム・ミュンボ)さん
S3のストレージ利用料を劇的に削減した事例のおはなし。
Betweenはグローバルで17,000,000ダウンロードものユーザーがいて、S3に11億枚(738TB)ものユーザーの画像データを保存していたものを、ユーザーエクスペリエンスを損なわずに184TBまで削減されたとのこと。
画像データの圧縮方法やデータの移行方法など、非常に詳細にレポートしてくださいました。
ランチタイム
ランチパック美味しかったです!甘辛いソースが絡んだ唐揚げも韓国独特のものだそう。
そして、Beat CTOのMinyoung Jeong(ジョン・ミニョン)さん
サーバーレスのリアルタイム分析システムのはなし。
リアルタイムの定義として、バッチ処理との時間の単位が違いや、サーバーレスアーキテクチャはマイクロサービスアーキテクチャの実現と相性がいい点などを非常にわかりやすくご説明してくださいました。
ミニョンさんは我々との窓口やイベントTシャツのご準備など、とても親切かつパワフルに企画を進めてくださいました。
JAWS-UGのターン
日本メンバーはみんな手探りでの発表のためそれぞれ鉄板ネタで勝負ですw
エモい話が中心ですが、JAWS-UGのコミュニティのストーリーについて、発表者それぞれのバックグラウンドを通して立体的に紹介するのが大きな目的で、発表者の順番もスライドの内容を踏まえて直前に調整し直しました。
さらに、翻訳のボランティアがあるにもかかわらず何人かは英語プレゼンにチャレンジしてみるなど、海外で無駄にハイプレッシャーな状況に追い込みますw
まずは金春さんのJAWS DAYSKeynoteを英語版でrecapします。
我々が伝えたいコミュニティのコンテキストや価値観を共有する意味でも欠かせない内容でした。
kintoneのデモも好評で、発表後もデモの続きが見たいとリクエストされていました。
金春さんが完璧にやりきるのを見ながら、私のプレッシャーがMaxに高まります。
このハイプレッシャープレゼンターの後はやりにくいww
私からは自分のバックグラウンドの紹介とJAWS DAYSのレポート。
www.slideshare.net
私もなんとか発表をやり遂げて次のターンにプレッシャーをかけますw
韓国UGの方が日本に来て勝手がわからない中プレゼンされた大変さがよくわかりました。
海外での登壇でどんな方が参加されるのか、そもそもネタが通じるのかなど全く予想がつかない不安や緊張をコミュニティ同士で理解し合うのも大切だと思います。
後輩たちに我が子のように見守られながら頑張る私w
デジタルキューブ代表の小賀さんからはコミュニティへの貢献とビジネスモデルのお話。
なんでしょうこの組長の会場を掌握する感じ。海外でもやっぱりモンスタープレゼンターでしたw
www.slideshare.net コミュニティへの貢献と即実行は韓国の方にも響いていた他、リモーワークの内容にも関心がある方が多く、お互いの感覚の近さを感じました。
最後はJAWS-UG代表の立花さんから、地方でのAWSを活用するお話。
www.slideshare.net
立花さんは挨拶も含めて合計4回は登壇しているのですでに有名人です。
エンタープライズ企業以外での具体的な活用方法は韓国の方にも大きなベンチマークになったようです。
トリは代表が締めます
発表後は私も含めてみなさんホッとした感じで、長かったプレッシャーから解き放たれていましたw
LTタイム
韓国でもライトニングトークはLTで、ルールも5分で同じです。
日本から4名、韓国から1名の5人が発表しました。
これからLT5連発 トップバッターは我らがイビサさん。
コミュニティによるメディアの巻き込み方については韓国の方にもとても印象的だったようです。
二番手は神戸UGから、昨日巻き込まれた安藤さんw
飲み会の話の流れで登壇することになるJAWS-UG流の巻き込み事故です。
三番目は関西女子会から伊藤さん
伊藤さんは日本側のマイクロスポンサーの手配や女性陣のサポートなど、お忙しい中たくさんのご協力をしてくださいました。
JAWS DAYSで喜んでいただいたカルタと麻雀をプレゼントするために、関西のメンバーの方々がコンテンツを翻訳しています。 AWSカルタを考案された吉田さん、AWS麻雀を考案された片山さんのおかげで海外の方にも日本のコミュニティのコンテンツを喜んでいただけました。本当にありがとうございます!
AWS麻雀とカルタが海を越えたw
4番目は安藤さんと同じく巻き込まれた神戸の伊藤さん
急遽登壇することになったのにナイスファイトでした!100回の参加よりも1回の登壇ですね。
ラストは元AWS Korea SAで現在はPivotalに所属されているYounjin Jeong(ジョン・ユンジン)さんです。
現在のビジネスのご紹介や元AWSJ SAの今井さんとJAWS DAYS 2015に登壇されたお話などをしてくださいました。
Younjinさんは今回のイベントを非常に喜んでくださった一人で、また機会があればJAWS DAYSで登壇されたいと話されていました。
ぜひまた新しいステージで活躍されているお話を聞かせていただきたいです。
今回のLTに参加したうちの3名は韓国に来て急遽登壇にチャレンジされました。
チャレンジしてみたくなる熱量を感じるイベントと、韓国の皆様の温かいサポートのおかげですね。
デジタルキューブの小賀さんが教えてくれたチャンスを生かす方法はこちら。
いつ来るかわからないLTの5分!
gigazine.net
JAWS-UGイベントご招待をかけたAWSカルタ大会
そして最後は日本のマイクロスポンサーからのプレゼントとして、日本の勉強会への招待券をかけたカルタ大会です!
このアイデアは当日JAWS-UGメンバーから出たもので、韓国の方も非常に喜んでいました。
初めてのカルタなのにみなさんメチャレベル高い!
周りで聞いていた方々も思わず参戦w
日本行きのチケットをゲットしたお二人と参加した皆様。
そして終わらない懇親会の始まり
これうまい!
ミニョンさんと!
いつもさりげなく、手厚いサポートをしてくださったチャニーさんと。
いろいろ終わって機嫌いい人たち
さいごに
今回のイベントが実現したきっかけは、2016/3/12(土)に行ったJAWS DAYS2016にAWSKRUGからAWS Japanの紹介を通じてMinyoung Jeongさん、 Dohyun Jungさんが登壇してくださったことでした。
イベントの二日後にお礼と今後のお互いの友好関係の継続についてメール差し上げたところ、すぐにお互いのコミュニティの成長ストーリーやAWSの活用状況を共有しましょうとお返事をいただき、イベントの実現に向けて具体的なディスカッションが始まりました。
具体的なディスカッション風景
準備段階からとても楽しく、いつものようにGoogle Docsで作った企画案やスケジュールのたたき台を共有しつつ、チャットでディスカッションをする形で、英語と日本語とスタンプが入り混じったコミュニケーションが新鮮でした。
なによりもホストしてくださった韓国の皆さんの行動力なしには、着手から約一週間で日程と会場・イベントのアウトラインまで作成し、国を超えたこれまで経験したことがないイベントの実現はなかったでしょう。
今回の歴史的な一歩で、近くて遠いと思われていた日本と韓国のコミュニティはもはやNo borderです。
Life is about the people you meet, and the things you create with them.
So go out and start creating.
帰りは関空でのお土産のせいで外国に行った感ゼロwww
감사합니다 everyone, ありがとうございました!